2013年7月21日~7月28日の期間,スタンフォード大学(米国)において「Summer Symposium on State-of-the-Art Imaging」が開催された.今回で第8期となる本研修では,世界の放射線医療をリードするスタンフォード大学の著名な講師陣によるfantasticなレクチャー(Cardiac MR and CT,PET/CT and PET/MR,Neuroradiology etc)をはじめ,VARIAN工場やスタンフォード大学の施設(Cyclotron and Radiochemistry,3D Lab,7T-MRI,Hospital etc)を見学するなど,とても充実したプログラムであった.研修中は,現地のTechnologistsと交流する機会もあり,日米における診療放射線技師やライセンス制度の違いを知ることもできた.また,日米における医療保険制度の違いについても勉強する機会を得た.短期間ではあったが,本研修を通して多くのことを学び,様々なことを考えることのできた一週間であった.本研修に多大なるご尽力をいただいたスタンフォード大学ならびにGEヘルスケア・ジャパン株式会社(GEHC-J)のスタッフの方々に厚く御礼申し上げる.

本研修に参加した第8期生には,「本研修に期待した事とその成果」「日米の診療放射線技師の違い」「診療放射線技師の国際的視野」「本研修での経験を今後の活動にどのように活かすか」をテーマに報告書を作成していただいた.第8期生20名が,何を期待し,何を得たのか,掲載された本文をご覧いただきたい.第8期生の“漲るPower”を感じ取っていただけると思う。

引率  佐藤 英介(北里大学)

研修参加者(20名)

敬称略(50音順)