本事業は2006年に開始して以来,8年間の長きにわたりGEヘルスケア・ジャパン(株)からのご支援により,国際化事業の一環として実施してきました.参加された会員からは好評を得ており帰国後も多くの研究業績があったことからも,この事業の成果があったものと考えています.開始当初は予算的な問題はありませんでしたが,その後の世界的な不況の影響や研修経費の増額のため,最近では年間300万円以上の経費を学会から補填することが必要となってきました.一方,会員の海外研修派遣事業と同様に,たとえば学術大会への海外からの参加者,招聘者を増加させるような国際化事業にも注力する必要性がますます高まってきました.そのため,理事会ではこれらの諸事情を鑑みて,大変残念ながらスタンフォード大学における海外研修派遣事業を,2013年実施分をもって終了することを決定しました.
 現在,新規国際交流事業の立ち上げについて,スタンフォード大学と交渉しているところです.世界の潮流を日本に引き寄せるような国際化事業につきまして,引き続き会員の皆様のご理解とご協力をいただけますようお願いいたします.