平成24年11月に逝去されました本会名誉会員の山下一也先生のご遺志によって平成25年2月にご寄付がありました.本寄付金の用途について理事会にて検討した結果,放射線技術学のさらなる発展のために研究助成制度を始めることになりました.特に,この助成は,研究環境が十分に整備されていない本学会員の学術研究を支援する目的で実施します.実験器具の購入はもちろんのこと学術大会参加のための旅費や参加費にも使っていただくことを想定していますので,大いに応募ください.
 助成は年間3件までとしていますので,応募多数の場合は学術委員会にて選考させていただきます.

申請資格 申請時に40歳未満で継続して3年以上の正会員,学生会員歴2年以上は1年に換算する(共同研究者も含む).

本制度の助成実績のない者.

助成額 1件 10万円以内(申請者を含む共同研究者の旅費や参加費に使用することができます)
承認後,指定の口座に助成金を学会から振込みます.
用途 実験器具,ソフトウェア,専門書,学会参加のための旅費・参加費(基本的に宿泊費は含まない)など.
会議費には使用できません(用途の摘要が不明な場合は事務局にお尋ねください).
年度末に収支簿および領収書等の証拠書類を事務局に提出していただきます(補助金を適正に使い切ってください).
応募締切 平成26年5月16日(金)必着
応募先 公益社団法人 日本放射線技術学会 事務局  E-mail office@jsrt.or.jp
       
以下の内容を申請用紙(【PDF】・【Excel】)をダウンロードしていただき、必要事項をご記入のうえ事務局に提出してください.
申請者 氏名,会員番号,所属,連絡先(電話番号,メールアドレス),共同研究者を書いてください.
助成は共同研究者も含めて会員在籍中に1回と限定させていただきます.
テーマ 具体的に内容のよくわかるテーマ名を付けてください.
倫理審査 申請する研究の倫理対応について該当するものを選択してください.
   
A. すでに当該施設の倫理審査委員会に諮り承諾を得ている.
B. 実験開始前までに,倫理審査委員会に申請する予定である.
C. 本学会の倫理ガイドラインに則り,倫理審査委員会への申請が不要と考えられる研究である.
D. アンケート調査(倫理的に問題がないかを判断するため,申請時にアンケート依頼書を添付してください)
E. その他(倫理対応についての説明をお願いします) 
内容 研究環境,目的,方法,期待される成果および予算計画を書いてください.
助成金は平成27年1月までにお使いください.
報告 平成27年4月の総会の事業報告に含まれますので,平成26年12月に進捗状況を報告していただきます.
研究成果は研究計画終了後1年以内に日本放射線技術学会雑誌またはRadiology Physics and Technology(RPT)誌に論文を投稿してください.
支援が必要な場合は,地方部会の論文化推進委員を紹介します.
論文には,山下一也研究助成金を受けたことを謝辞として記載してください.