病院情報の電子化に伴い,院内の情報システムは業務の要となり,診療業務の細部までコンピュータシステム化が進展しています.放射線部門でもRISやPACSが普及し,フィルムレス運用が行われています.そして,フィルムレス運用における診療放射線技師の役割は非常に重要であり,電子保存に関する取り決めや各種ガイドラインや標準規格について十分な知識が求められています.しかし,多くの方は医療情報システムを利用しているにとどまり,その仕組み自体について触れる機会は非常に少ないのが現状です.そこで,医療情報分科会では,これまで,担当者向けに開催してきたPACS Specialistセミナーの経験を踏まえ,超初級者から中級者までを対象とした医療情報に関するセミナーを提供することになりました.これから資格取得を目指す方,関連ガイドラインや標準規格の初歩から復習を行いたい方も含め,多くの皆様のご参加をお待ちしています.

日時 平成26年11月16日(日) 10:30~16:30
会場 (株)島津製作所 関西支社 マルチホール
〒530-0012 大阪市北区芝田1丁目1-4 阪急ターミナルビル14階
募集人数 約40名(先着順.申込者人数に達した場合は申込期間に関わらず募集は終了させていただきます.)
参加費 会員 6,000円  非会員 12,000円  当日,集合時に徴収します.
参加資格 不問(医療情報分野に興味のある人,新しくシステムの担当者になった人など.)
医療情報技師育成ポイント : 3点
医用画像情報専門技師更新ポイント : 15点
申込期間 平成26年9月16日(火)10:00 ~ 10月15日(水)17:00
申込方法 申込期間中に下記URLよりお申込み下さい。
https://www.jsrt.or.jp/formmail/PACSbasicseminar/
   
E-mailアドレスは,必ず連絡可能で添付文書が受取れるアドレスを正確にご記入ください.
セミナー当日までの連絡は全てメールで行います.
プログラム (都合により変更することがあります.)
   
1) 医療情報って何なのだ?「知っておきたい基礎知識」
2) 画像情報管理とは?「知っておきたいPACSの構成とネットワークの基礎」
3) 基礎から学ぶ 「困ったときの知恵袋,知っておきたいガイドラインの紹介」
4) 業務に使える標準規格とは 「知っておきたいDICOM,PDI,JJ1017」
テキスト 参考テキストとして「叢書(29)放射線部門における情報システムの構築」を当日,受講者特別価格(25%引き)にて販売します.
お願い 申し込み後,5日以内に返信のない場合は電話にてご確認ください.
宿泊等が必要な方は,ご自身での確保をお願いします.
問合先 大阪府立成人病センター 放射線診断科 川眞田 実(カワマタ ミノル)
E-mail pacs_bs_jsrt@rad.hosp.tohoku.ac.jp  TEL 06-6972-1181 (内線:6314)
共催 一般社団法人 日本医用画像情報専門技師共同認定育成機構