研究意欲があり取り組みたいが,指導者や研究環境に恵まれない,また,学会発表はしているが,それをどのように論文にまとめれば良いのかわからない,等の研究に関する様々な悩みをお持ちの会員の方々に,少しでもレベルの高い研究指導を提供するため,本学会では,若手研究者の育成を目的として,研究のエキスパートが個別指導を行うプログラムを新たに設けました.
 平成27年度は,今年3月に群馬県立県民健康科学大学の学長を退官された,シカゴ大学名誉教授の土井邦雄先生が個別研究指導員として,受講を希望される方のところに出向き,様々な研究に関する指導を行います.平成27年度の募集は3グループ(または個人)を予定していますので,研究に関して悩みをお持ちの会員の皆様からの多数の応募をお待ちします.

申請資格 研究指導を希望する1~5名程度の個人または少人数のグループで,原則として申請時に40歳未満で継続して3年以上の正会員(学生会員歴2年以上は1年に換算する).
今後も継続して学術研究を遂行する意志のある者.本制度の助成実績のない者.
   
個別研究指導員 土井邦雄先生(本学会名誉顧問)
       
自己負担 個別研究指導員に対する旅費,謝金等の受講者負担はありません.
指導内容 研究指導の目的は以下から1つまたは複数を選んでください.研究の専門分野は問いません.

A. 研究の進め方について
B. 研究発表としてのまとめ方について
C. 論文(和文,英文)としてのまとめ方について
D. 英語発表の方法について
E.
その他
指導期間 個別研究指導期間は原則として2日間(1泊2日)とします.(対象期間:平成27年10月~平成28年2月)
      
応募締切 平成27年8月28日(金)必着
平成27年11月末日 但し,受講希望者数が多い場合は早期締切します.
応 募 先 公益社団法人 日本放射線技術学会 事務局
E-mail office@jsrt.or.jp
      
以下の内容を申請用紙(wordPDF)に記載いただき事務局に提出してください.
申請内容 氏名,会員番号,所属,連絡先(電話番号,メールアドレス),研究歴,受講希望の指導内容,
指導が必要な理由(困っている理由),希望する受講時期および場所.
選  考 応募多数の場合は,学術委員会および個別研究指導員が,希望理由や受講希望時期等を考慮した上で協議し,受講者を決定します.
報  告 受講者は,受講後,半年以内に学会に受講報告を提出してください.また,可能であれば,本学会雑誌またはRPT誌に論文を投稿してください.
     
学会誌第71巻7号643ページの“談話室(PDF)”に土井邦雄先生に指導を受けた方の感想文が記載されていますので,参考にしてください.