近年,多くの医療機関では平成24年度に閣議決定された「社会保障・税一体改革大網」に基づき,医療サービスの改革に取り組み始めています.地域全体でも切れ目なく必要な医療を提供する“地域完結型医療”が推進される中,今後ますます医療情報の連携が必要となるでしょう.また,医療機関では医療情報の厳格な管理が求められ,厚生労働省が示す「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」や「標準規格」に対応することが重要となります.しかし,医療の現場レベルではこれらが未だ十分に普及したと言えない状況です.
 医療情報部会では放射線システム技術学の観点から,このガイドライン・標準規格の普及推進を行うために,放射線領域の厚生労働省標準規格「HIS,RIS,PACS,モダリティ間予約,会計,照射録情報連携指針」:JJ1017コードの導入方法,DICOMを中心とした最新の標準規格の紹介,BCPを伴う運用管理規定の作成について,「みて」・「きいて」・「ふれる」実践セミナー(3期目のPACS Specialistセミナー)を本年度から企画しました.
 これから医療情報管理に携わる方から実務経験者まで,広く,多くの皆様のご参加をお待ちしています.

日時 平成28年1月17日(日) 10:00~17:00
会場 (株)島津製作所 関西支社 マルチホール
〒530-0012 大阪市北区芝田1丁目1-4 阪急ターミナルビル14階
募集人数 約30名 (申込者人数に達した場合は申し込み期間に関わらず募集は終了させていただきます.)
参加費 会員 6,000円  非会員 12,000円  当日,集合時に徴収します.
    *本学会員の方で本会の専門部会(医療情報部会)にも入会されている方は会員価格からさらに1,000円引きの会員特典価格:5,000円にて受講できます.
参加資格 実習において表計算ソフト(エクセル)を使用しますので表計算ソフトを利用できるPCを持参できる方
医療情報技師育成ポイント: 3点  
医用画像情報専門技師更新ポイント: 15点
申込期間 平成27年11月2日(月)10:00~ 12月18日(金)17:00
申込方法 こちらの【申込フォーム】よりお申し込みください.
~申込終了しました。多数の申込ありがとうございました。~
問合先 大阪府立成人病センター  川眞田 実 (カワマタ ミノル)
E-mail pacs_sps_jsrt@rad.hosp.tohoku.ac.jp 
TEL 06-6972-1181 (内線 6314)
     
E-mailアドレスは,必ず連絡可能で添付文書が受取れるアドレスを正確にご記入ください.
セミナー当日までの連絡は全てメールで行います.
         
プログラム
10:00~10:45 これならできるJJ1017 -解決!コード作成の問題点-
10:45~12:15 実践JJ1017(実習形式) -頻用に無いコードを作成してみよう-
13:30~14:30 DICOM Update -WADOからRDSR-
14:30~15:15 はじめてみませんかBCP -医用画像部門システムを中心に-
15:30~17:00 実践BCP(実習形式) -グループ討論とBCPの作成-
        
テキスト 講義資料は当日配布します.(JJ1017コード作成マニュアル&コードマスタ含む)
お願い 申し込み後,5日以内に返信のない場合は電話にてご確認ください.
宿泊等が必要な方は,ご自身での確保をお願いします.
後援 一般社団法人 日本医用画像情報専門技師共同認定育成機構