近年,ミスアライメントの防止目的等から,金属製グリットを使用せず,散乱線を推定する画像処理技術を用いたX線撮影方法が提案され,適応部位も拡大し有用性が報告されています.この撮影方法の導入を検討または既に導入している施設においても,詳しい原理や利用法等を,他施設や他メーカー間で検討したいとお考えの方も多いと思います.

 そこで,本研究会では「散乱線補正処理特集」と題し,原理を中心としたメーカーの講演と,ユーザー施設からは,散乱線補正処理技術の導入から現状,将来展望等を報告していただく企画を立てました.

 散乱線補正処理技術に興味がある方,冷静に考えてみたい方,意見交換の場も設けましたので,多数のご参加をお待ちしています.

日時 平成28年10月1日(土) 13:00~17:00頃予定 (受付12:30~)
会場 山梨大学医学部 臨床小講堂
    〒409-3898 山梨県中央市下河東1110
参加費 会員 1,000円  非会員 2,000円
申込方法 事前申し込み不要
       
テーマ 散乱線補正処理特集
プログラム 予定(都合により変更することがあります.)
   
1. グリッドとコントラストについて
2. メーカーセッション  
  散乱線補正処理技術の原理
   
キヤノンライフケアソリューションズ(株)
コニカミノルタジャパン(株)
富士フイルムメディカル(株)
3. ユーザーセッション 
  ・導入から現状,将来展望など
4. パネルディスカッション&質問タイム
その他 プログラムの詳細が決定し次第,関東支部ホームページに掲載します.
詳細は,関東支部ホームページでご確認ください.
問合先 市立甲府病院 中島 正弘
E-mail knt.drken21@gmail.com