2011年3月11日の東日本大震災に伴い発生した福島第一原子力発電所事故により,「放射能・放射線」に関する国民の注目は急激に高まりました.事故後5年が経過しようとしている現在も放射線被ばくに関する真偽不明の数多くの情報が飛び交うなど,放射線被ばくに対する不安が続いています.一部のマスメディアやインターネット,SNS等において,医療被ばくが,がんや白血病の原因であるかのような情報が広く流布され,子どものCT検査やマンモグラフィー検診に難色を示す事例も発生しています.

 そこで,本講座では,一般市民を対象に「医療被ばくに対する正しい考え方」をテーマとし,マスメディアやインターネットで話題となっている子どものCT検査とマンモグラフィー検診を安心して受けていただくために必要な基礎知識を教授することを目的として開催します.

 

日時 平成28年11月26日(土) 13:00~16:00 (受付開始 12:30)
会場 広島グランドインテリジェントホテル
    〒732-0828 広島県広島市南区京橋町1-4
参加費 無料(どなたでも参加できます.)
事前申込 不要  
       
プログラム
開会の挨拶
公益社団法人 日本放射線技術学会 代表理事 小倉 明夫
総合司会 浜松医科大学医学部附属病院 竹井 泰孝
       
講演 放射線を知ろう!(13:10~15:30)
 
  講演1 CT,マンモグラフィー装置とは?
広島総合病院 小濱 千幸
  講演2 CTの被ばくってどうなの?
広島大学病院 西丸 英治
― 休憩10分 ―
  講演3 マンモグラフィーは無駄なの?
   
国立病院機構名古屋医療センター 広藤 喜章
  講演4 小児の医療被ばくでがんになるの?
   
放射線医学総合研究所 島田 義也
       
  総合討論 医療被ばくについて考える(15:30~16:00)
閉会の挨拶
  公益社団法人 日本放射線技術学会
理事,広報・渉外委員長,中国・四国支部長 上田 克彦
後援
広島県,広島市,一般社団法人 広島県医師会,一般社団法人 広島市医師会,公益社団法人 広島県看護協会,一般社団法人 日本医学物理学会,常翔学園 広島国際大学,公益社団法人 広島県診療放射線技師会,広島県医療情報技師会,日本CT技術学会,NPO法人乳がん患者友の会きらら,NPO法人広島がんサポート,広島医療情報システム研究会,ひろしま乳房画像研究会,広島CT技術研究会,中国新聞社,広島エフエム放送,FMはつかいち76.1MHz,広島テレビ,テレビ新広島,広島ホームテレビ,中国放送,広島東洋カープ
     
連絡先
公益社団法人 日本放射線技術学会 事務局 
TEL 075-354-8989  FAX 075-352-2556

 

 ポスター(PDF

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