本学会では,学術委員会の下に学術研究班(以前の学術調査研究班から名称を変更しました)を設置し,放射線技術学に関する研究の推進と啓発を行っています.この学術研究班は,個人で研究するには困難な研究課題について全国からエキスパートを募り共同研究を通じて成果を上げていただくために編成されます.申請区分は,学術委員会から提示するテーマに添った研究(A)と,従来からの一般研究(B)(放射線技術学に関連しており,個人で研究を行うには困難であり,社会や会員に対する寄与が認められる研究)が設けられています.

 平成30年度の申請区分(A)のテーマは,「再撮影に関する研究」と「医療安全に関する研究」の2つです.

 活動期間は,すべて平成30年5月から平成32年1月です.(A)区分は最大80万円3~4班,(B)区分には最大50万円4~6班の活動費と採用を予定しています.応募研究課題の採否および活動費は,申請書の研究内容および執行計画を学術委員会で精査し審議のうえ決定します.(A)区分に採用されなくとも(B)区分で採用する場合もあります.

 学術研究班の活動成果は,平成31年度の秋季学術大会で発表するとともに,本学会誌または英語論文誌に学術論文として投稿していただくことが原則となっています.本学会の学術活動のリーダーシップを担う将来有望な研究者の皆様からのご応募を期待します.

 

○ 応募条件
  (1) 申請区分Aへの応募に関しては,班長以外の班員に非会員が含まれていても可とするが,申請区分Bの研究班に関しては,班員はすべて原則会員で構成すること.
  (2) 班研究に関して,本学会の倫理規定に準じた適正な倫理対応がなされていること.
  (3) 研究班の活動期間は2年間とし,その活動成果を活動2年目の秋季学術大会で報告するとともに,活動終了後,速やかに本学会雑誌または英語論文誌(Radiological Physics and Technology:RPT誌)に学術論文として投稿すること.ただし,上記を満たすことが困難な場合は,学術研究の結果を会員が共有できる形態(本学会ホームページでの公開など)での報告も可とする.
応募書類
   申請用紙  に記載いただき事務局に提出してください.
      
○ 応募締切: 平成29年9月10日(日)
○ 応募先: 公益社団法人 日本放射線技術学会 事務局  E-mail office@jsrt.or.jp

(参考) 平成29年度採用分の研究課題と班長
【申請区分(A)テーマ:放射線技術科学領域における読影の補助】

区分
研究課題
班 長
A
1.診療放射線技師の読影補助フローにおける医用画像データ構造および画像参照ソフトウエア実装の調査班
横濱 則也
2.放射線科医の乳がん画像診断における診療放射線技師レポートの有用性の検証班
後藤 由香
3.核医学検査における追加撮像の実態調査および有用性に関する研究班
市川  肇
4.大腸CTにおける読影補助の標準化の検討班
鈴木 雅裕
B
1.ディジタルブレストトモシンセシスに関する品質管理方法確立のための性能評価班
篠原 範充
2.放射線科検査室内における患者転倒の環境要因の分析~患者が転倒する因子を取り除くために~班
土`井  司
3.放射線診療従事者の不均等被ばく,とくに水晶体の管理に関する実態調査班 藤淵 俊王