近年,AI(Artificial Intelligence)技術が社会の様々な領域で注目され,実際に応用されてきています.そして本技術は今後急速に社会の中で更に多くの領域で活用されるともいわれています.もちろん医療の中でも同様で,治療や創薬など様々な応用が始まっていますし,画像診断領域では診断を支援する技術として研究開発が行われています.今後臨床現場に登場する日は遠くないでしょう.

 当研究会は従来,画像の物理特性の評価法,画像処理技術,そしてDICOM画像の表示の一貫性などをテーマに研究会を開催してきました.CADや画像の自動認識技術等についてはテーマとしていません.しかし,今後画像診断領域で普及が予測されることから,ディジタル画像に関する研究をする関東DR研究会として,今のうちに本技術の基本を理解する機会として,「ディープラーニング」をテーマとした講演会を開催することとしました.まだ身近に感じられない概念かも知れませんが,この技術が発展した背景や現在の取り組み,そして今後の動向について理解を深めるよい機会になることと思いますので,皆様にご案内いたします.どうぞご参加ください.

 

テーマ 「ディープラーニング」きほんのキホンの基本
日時 平成29年11月23日(木・祝) 13:00~16:00 (受付開始 12:30)
会場 さいたま赤十字病院
    〒330-8553 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地5  TEL 048-852-1111(代)
定員 80名
参加費 会員 1,000円  
非会員 2,000円
申込期間 平成29年10月9日(月)~11月6日(月)
申込方法 参加申込みは不要
 
プログラム
1 「機械学習の基礎とその周辺技術」  
  千葉大学工学研究院 森 康久仁
2 「当社におけるAIの医療応用」
  株式会社ジェイマックシステム 箱石  卓
3 「診療放射線技師が考えるディープラーニングの応用」
  茨城県立こども病院 本元  強
4 「医療分野へのディープラーニングの導入と研究の進め方」
  藤田保健衛生大学医療科学部 寺本 篤司
 その他 プログラムの詳細が決定し次第,関東支部ホームページに掲載します.
詳細は,関東支部ホームページでご確認ください.
問合先 市立甲府病院 中島 正弘
E-mail knt.drken21@gmail.com