2018年4月14日にパシフィコ横浜会議センターで開催された2018年度(平成30年度)日本放射線技術学会定時総会において,小寺 吉衞氏,真田 茂氏が本学会名誉会員に満場一致で推戴されました.ここにご報告申し上げます.

 

    

名誉会員 小寺 吉衞

・1993年および1995年より2010年まで17年間理事
・2007年より2010年まで4年間会長
・平成27年度定時総会において平成26年度学会賞受賞
・会長をはじめ総務理事,編集委員長,学術委員長,画像分科会長等の要職を歴任されました.特に会長として「教育」に目を向け教育委員会の基盤を築き,英語論文誌編集委員会を発足させ英語論文誌の継続的な発刊を確立し初めての国際放射線技術科学会議の開催を決定されるなど放射線技術学の確立と国際化に注力されました.さらに公益認定に尽力し公益社団法人への移行を実現され学会の発展に貢献されました. 
   
   

名誉会員 真田  茂

・2001年より2006年および2009年から2014年まで12年間理事
・2011年より2014年まで4年間代表理事
・平成29年度定時総会において平成28年度学会賞受賞
・代表理事をはじめ総務理事,学術交流委員長,広報委員長,新法人移行対策特別委員長等の要職を歴任されました.特に代表理事として東日本大震災の原発事故に由来する放射線・放射能に対する国民の不安の払しょくを目的にいち早く福島市で市民公開講座を開催するなど最優先で取り組まれました.また学会の国際化に注力され中華医学会影像技術学会ならびに大韓放射線科学会との学術交流締結を実現され学会の発展に貢献されました.