学術大会での座長からの推薦制度などもあって,2011年の日本放射線技術学会雑誌への論文投稿数は143編でした.2008年から順調に増え続けています.しかしながら,投稿時に論文の体裁を成していない(本学会の投稿規定に準じていない)原稿が散見されます.このことは,査読や論文審査を困難にするばかりでなく,著者の主張を客観的に判断することができずに,著者と担当編集委員に意見の食い違いが起こり,論文審査の延長につながっています.つきましては,下記の点について,ご注意いただき論文を投稿していただきますようお願いいたします.今までに投稿の経験がある方も,電子投稿査読システムに移行してから投稿の手引きを少し変更していますので,再度ご確認ください.

(1) 雑誌投稿規定(学会ホームページ「論文投稿案内」)をまずお読みください.
(2) 論文投稿の手引き(「論文投稿案内」3段目)にも重要な事柄がたくさん記載されています.
  日本語の用法や略語・欧文の使用法,特殊文字の使用法など
  下記,論文投稿の手引きから一部抜粋
 
 人名・地名・学名などを日本語で書くと誤解を生じるようなときには原つづりのままとする.
 慣用となっている略語(例:MTF)でも初出時には「modulation transfer function; MTF」のように正式名称で定義する.
 文中に専門用語として英語を用いる場合は,固有名詞以外は小文字を使用する.
 文頭にくる場合は,すべて大文字とする.
 MR検査に用いるT1値,T2値,T1強調像,T2強調像の数字は下付き文字とする.
原則として,単位(kg. J. Cなど)や関数(sin. expなど),シンボル(交点A,maxなど)には立体文字を用い,量を表す変数や係数(速度v,距離x,係数rなど)や菌類などのラテン語由来の学名(Staphylococcus aureusなど)にはイタリック体を用いる.
(3) 論文書式のテンプレート(「論文投稿の手引き」の右側)に則って執筆をしてください.
  段落表記や執筆要項が詳細に案内されています.
(4) 査読後の修正原稿は,本文の訂正前文章と削除文章を残し,訂正後文章と追記文章がわかるように再投稿原稿を作成してください.(ワード機能の校正機能は使わないようにしてください.)