2015年6月に医療被ばく研究情報ネットワーク(Japan Network for Research and Information on Medical Exposures:J-RIME)より,本邦初の診断参考レベル(Diagnostic Reference Level; DRL)が公表されました.この診断参考レベルは,医療被ばくの最適化のツールとして有用なことは明らかです.
 このセミナーは,診断参考レベルの正しい理解と,本邦初の診断参考レベル“DRLs2015”の紹介,診断参考レベルをどのように利用するか,自施設の代表値をどのように出すか,その際の注意点シミュレーションソフトの紹介などの座学と,診断参考レベルと比較する自施設の代表値として測定値を推奨されているものの測定方法や注意点等の実習を行います.
 少数での座学・実習で,診断参考レベルを有効に活用する方法を理解いただくためのセミナーになります.

 

日時 平成29年11月19日(日) 9:30~17:00 (受付9:00~)
会場 名古屋市立大学病院
    〒467-8602 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
定員 30名
参加費 会員 6,000円 (計測部会員・放射線防護部会員 4,000円)  
非会員 12,000円
申込期間 平成29年10月9日(月)~11月6日(月)
申込方法 Web上の専用申し込みフォームよりお申し込みください.
 
プログラム
9:30~ 9:40 開会挨拶  
 9:40~10:20 講義① おさえておこう!診断参考レベル」
10:20~11:10 講義② 「Japan DRLs2015の解説・活用方法と今後の展望」
11:20~11:50 講義③ 「血血管撮影装置の線量測定法」
11:50~12:20 実習の概要
12:20~13:00 昼休み
13:00~16:40 実習(一般撮影装置・乳房撮影装置・CT撮影装置) 担当:計測部会  
講 師 総合病院国保旭中央病院    五十嵐 隆元
  セントメディカル・アソシエイツ 広藤 喜章
  金沢大学            松原 孝祐
  藤田保健衛生大学        浅田 恭生
  名古屋大学           小山 修司
  金沢大学附属病院        能登 公也
 16:40~17:00  質疑応答 閉会挨拶
     
問合先 セントメディカル・アソシエイツ 広藤 喜章
E-mail hirofuji@cma-llc.co.jp
 
その他 本セミナーは日本救急撮影技師認定機構 認定ポイント対象セミナーです.本セミナーの受講により,2ポイントの認定ポイントが付与されます.また,本セミナーは日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構 認定単位対象セミナーです.本セミナーの受講により,3単位が付与されます.