関東支部では,平成29年度第2回関東支部学術講演会を「消化管疾患の新しい診断法と治療」というテーマにて開催します. まだ臨床研究段階ではありますが,潰瘍性大腸炎などの難病に対し,健康な人の腸内フローラを便として直接移植する方法により,著効が見られたという結果が世界的に報告されています. 日本では5つの大学が共同の臨床研究を行っていますが,まだ一般市民に対しては慎重なアナウンスが必要なため,今回は医療従事者のクローズドの講演会ということで,千葉大学医学部附属病院 消化器内科助教 中川 倫夫先生に特別にご講演していただくこととなりました. 我々の世界でも,日々消化管検査に関わる新しいテクニックが進められていることから,今回の講演会ではCTコロノグラフィを実践されている東千葉メディカルセンター 放射線部 越智 茂博先生とMRI検査でご活躍されている草加市立病院 医療技術部 放射線科 佐藤 広崇先生のご講演を含め,消化管に関する検査から臨床研究までを学んでいきたいと思っています. この機会に,多くの会員に参加いただけますようご案内します .

テーマ 「消化管疾患の新しい診断法と治療」
日時 平成29年11月12日(日) 13:00~16:00
会場 千葉大学けやき会館

〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33
参加費 会員 500円  非会員 1,000円
プログラム
12:30 受付会誌
13:00~13:40 「炎症性腸疾患におけるCT colonographyの有用性」
 
東千葉メディカルセンター 放射線部 越智 茂博
13:40~14:20 「消化管疾患におけるMRIの使い所」
  草加市立病院 医療技術部 放射線科 佐藤 広崇
14:30~16:00 「炎症性腸疾患の臨床現場から ~IBDの診断と治療,そして課題~」
  千葉大学医学部附属病院 消化器内科 助教 中川 倫夫
     
その他 詳細は,関東支部ホームページでご確認ください.
問合先 千葉大学医学部附属病院 放射線部 飯森 隆志
E-mail iimori@chiba-u.jp