日本放射線技術学会と日本診療放射線技師会が,毎年,共同で開催している市民公開講座ですが,今年度は,愛知県診療放射線技師会の公開講座との併催で,テーマは「認知症」についてです.
日本における認知症の人の数は2025年には700万人に達すると予測されており,誰もが発症する可能性のある病気と言えます.特に高齢化が問題となっている我が国では,認知症の予防,診断,診療,介護から社会的支援に至るまで幅広い取り組みが求められています.
今回の市民公開講座では,おくむらmemoryクリニックの奥村歩先生をお招きし,認知症の予防から診断・治療についてお話いただくと共に,認知症の診療における診療放射線技師の役割についてお話させていただきます.
 また,公開講座の前には,認知症の予防体操の体験企画や,骨密度測定体験,医療被ばく相談などを企画しています.ぜひ,多くの会員と一般市民の方にご参加いただきますようご案内します.

 

テーマ 認知症の予防から治療まで
日時 2018年8月4日(土) 12:40~16:20
     
会場 名古屋市立大学病院 
     〒467-8601 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
定員 400名
参加費 無料
     
プログラム

ミニコンサート(12:40~13:00)弦楽四重奏

開催挨拶

    公益社団法人日本診療放射線技師会 会長   中澤 靖夫
公益社団法人日本放射線技術学会  代表理事 小倉 明夫
    講演(13:10~14:40)
1)「名古屋市認知症指定病院における認知症の患者さんへの対応について」
    医療法人生生会 まつかげシニアホスピタル 認知症疾患医療センター
    2)「認知症の画像診断における診療放射技師の役割」
    茨城県立こころの医療センター 臼庭  等(JSRT)
    3)「認知症予防運動コグニサイズの実践」
    岡崎市民病院 リハビリテーション室 作業療法士 肥後和明 先生
太田李穂 先生
    特別講演(14:50~15:50)
「ボケない技術(てく) ~認知症の理解と予防~」
    医療法人三歩会 おくむらmemoryクリニック 奥村  歩
    質問コーナー(15:55~16:15)
     
後援 愛知県,名古屋市,中日新聞社