超音波検査において,Bモードによる形態情報に加えて,硬さ(歪み)の情報であるエラストグラフィーの有用性が広く認識され,その普及が進んでいます.乳腺領域を代表例として,その臨床応用が広がりつつある中で,肝臓領域への活用も盛んになってきています.
 今回,超音波技術研究班は「治療につなげる超音波検査」シリーズ第5弾として,「肝の硬さ」を取り上げます.医療機器分野からは超音波検査とMRI検査におけるエラストグラフィーの最前線を,臨床的分野からは慢性肝炎の現状と肝癌の発生機序について,一刀両断に解説していただきます.
 「なぜ今,肝臓の硬さの評価が必要なのか?」について知識を深めて行きませんか?

 

日時 2018年11月30日(金) 19:00~21:00(18:30 受付開始)
会場 JR東京総合病院 地下1F講堂
    〒151-8528 東京都渋谷区代々木2-1-3
    参加費:会員 1,000円  非会員 2,000円
    学生会員 無料  学生非会員 500円
事前申込 不 要  
プログラム ~治療につながる超音波検査~「肝の硬さ」
    1)19:00~19:20
      MRIのエラストグラフィの原理と症例の紹介
      GEヘルスケア・ジャパン(株)五十嵐太郎
    2)19:20~19:40
      超音波検査のエラストグラフィの原理と症例の紹介
    GEヘルスケア・ジャパン(株)大野 長行
    3)19:40~20:40
      肝癌の発生機序について
      東京大学医学部消化器内科 建石 良介
       
問合先 公益社団法人 日本放射線技術学会 東京支部 超音波技術研究班
    E-mail jsrt.tokyo.ud@gmail.com