急性期疾患である脳血管障害において画像診断は欠くことができません.画像所見だけでなく脳梗塞・脳出血の発症・病型分類などの病態や治療,予後などについて知識を深めておくことは必要です.
また,現在,日本の認知症患者数は約462万人,65歳以上の高齢者の約7人に1人が認知症であると推計されています.さらにアルツハイマー病は,「認知症≒アルツハイマー」と連想されるほど代表的な認知症であり,画像診断は補助的役割が強いものの,日常診療において早期診断,他の認知性疾患との鑑別,進行度や治療効果判定に必要性が増しています.
そこで,本セミナーでは「脳について学ぶ ~脳血管障害から神経変性疾患まで~」というテーマでセミナーを開催致いたします.皆様ふるってご参加ただきますよう,お願いします.

 

テーマ 『脳について学ぶ ~脳血管障害から神経変性疾患まで~』
       
日時 2019年6月9日(日)9:30~16:30
会場 大阪市立大学医学部学舎 4階 大講義室 (JR天王寺駅より徒歩5分)
〒545-8585 大阪市阿倍野区旭町1-4-3 TEL 06-6645-3611(代表)
       
募集人数 150名  
参加費 会員 2,000円  非会員 4,000円
申込期間 2019年5月1日(水)~5月26日(日)
       
申込方法 近畿支部ホームページの参加申し込みフォームよりお申し込みください.
問合先 sciences@jsrtkinki.jp
 申込方法   近畿支部ホームヘージの申込フォームよりお申込みください
プログラム: 
   
9:00 ~ 受付開始
9:30 ~9:40 開会挨拶
【第1部 技術編】  
9:40~10:10 「脳血管障害におけるCT撮影技術」
  りんくう総合医療センター 中平 修司
10:10~10:40 「脳血管障害におけるMRI撮影技術」
  奈良県立医科大学附属病院 山谷 裕哉
10:50~11:20 「脳神経領域における核医学検査」
  生長会府中病院 竹中 賢一 
11:20~11:50 「脳神経領域におけるPET検査」
  神戸大学医学部附属病院 久保 和広
11:50~13:00  休憩
【第2部 臨床編】  
13:00~14:00 「脳卒中の診断と治療」
  和歌山県立医科大学附属病院 脳神経外科 八子 理恵
14:10~15:10 「認知症をきたす神経変性疾患のMRIにおけるコンピューター解析」
  滋賀医科大学 神経難病研究センター 椎野 顯彦
15:20~16:20 「抗認知症薬開発の現状と展望」
大阪市立大学大学院医学研究科 認知症病態学 富山 貴美
16:20~16:30  閉会挨拶
※プログラムは変更になることがあります.近畿支部ホームページにて最新情報をご確認ください.