最近ではマンモグラフィにおけるトモシンセシスの技術は当たり前の技術となっています.そこで,改めてトモシンセシスを取り上げ基礎から最新の処理技術まで理解を深めてもらいたいと思います.また,基礎的な教育講演として「実グリッドと散乱X線補正処理」,「小児撮影の基本」など知っておきたい技術の内容で行いたいと思います.また,画質の管理としてExposure Index(EI)・Deviation Index(DI)が公開されたにも関わらず,なかなか運用することができていない中で,「EI・DIを用いた撮影線量管理の一考案」として,院内での取り組みを講演して頂きます.そして,最後に「ディジタル画像処理の基礎 実空間とフーリエ変換」と題し,ディジタル画像を扱ううえでは避けては通れないフーリエ変換について周波数処理と交えわかりやすい内容でと考えています.フーリエ変換が何を意味しているのか,周波数処理はどのような処理を行っているのかなど感覚的に理解できるような内容となっています.今回も盛りだくさんの内容で開催します.奮ってご参加くださいますよう,よろしくお願いします.

 

テーマ 知っておきたい!「ディジタル画像の最新技術」
日時 2019年9月28日(土) 12:55~17:00(受付開始12:30)
会場 市立甲府病院 第一会議室
甲府市増坪町366
定員 無し
参加費 会員 1,000円  非会員 2,000円
     
プログラム (予定)

12:55   開会のあいさつ
13:00~ メーカーセッション
     マンモグラフィ基礎技術 コニカミノルタ 

13:40~ 教育講演1
     マンモグラフィ トモシンセシスの基礎から最新の技術まで

14:20~ 休憩

14:30~ 教育講演2
     実グリッドと散乱補正処理
     小児撮影のきほんのキホンの基本

15:20~ 技術講演
     当院におけるEI・DIによる撮影線量管理の一考案

15:50~ 休憩

16:00~ 教育講演3
     ディジタル画像処理の基礎 実空間とフーリエ変換 

17:00~ 閉会のあいさつ

申込方法 参加申込みは不要
その他 プログラムの詳細が決定し次第,関東支部ホームページに掲載します.
    詳細は,関東支部ホームページでご確認ください.
問合先 獨協医科大学埼玉医療センター 放射線部 諏訪 和明
E-mail knt.drken21@gmail.com