この度,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに,一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます.
事故の無い安全なMRI検査を行うためには,MRI装置の構成や特性,MRIの物理特性(吸引力,トルク,発熱など),および検査を安全に実施するために管理すべき事項などを理解することが重要です.これまで撮影部会主催で開催されたMRI安全管理セミナーは,MRI製造工場(日立工場;千葉県柏市)に施設見学を行い,実際にMRイメージングに必要なパーツを見学してきました.
今年度は,新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止の観点から,現地での実習セミナーを実施することは困難だと判断し,Webinar形式に変更して開催します.
MRIの安全性は,基礎的なことから応用まで幅広い知識が必要で,基礎を復習することが重要です.Webinarにより,初学者が危険を予知できない事項に重点を置き,気軽に学べてかつ参加者が質問できる機会を提供することで,MRIの安全管理において有益なセミナーにしたいと考えています.また,初学者のみならず熟練者が,基礎を復習することで,初学者が困っている点や業務のワークフローの改善点が再確認できる機会になると期待しています.
多くの皆様のご参加をお待ちしています.
日 時:2021年1月10日(日) 13:00~16:00
会 場:WebExによるWeb開催
募集人数:30名予定
(申込者人数に達した場合は,申し込み期間に関わらず募集は終了させていただきます.)
参加費:無料
参加資格:学会員に限る
申込期間:2020年11月16日(月)10:00 ~ 12月18日(金)17:00
申込方法:会員システム『RacNe(ラクネ)』にログインしてお申し込みください.
はじめに,申込の手順 https://www.jsrt.or.jp/data/seminar-entry/ をご一読ください.
※ E-mailアドレスは必ず連絡可能なアドレスを正確にご記入ください.
※ セミナー当日までの連絡および案内は全てメールで行います.
※ 申し込み締め切り後に受講の可否について連絡がない場合は,お問い合わせください.
※ メールが届かない場合,迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください.
プログラム:(都合により変更することがあります.)
1)体内金属がMRIから受ける物理作用:吸引力,トルク,発熱など
2)MRI検査での安全管理
3)MRI装置と発熱の危険性
4)参加者によるディスカッション
問合先: 林 則夫(撮影部会委員)(群馬県立県民健康科学大学) E-mail hayashi@gchs.ac.jp