2022年08月17日up 学会雑誌 第78巻8号掲載

[お知らせ] 第79回日本放射線技術学会総会学術大会の概要と演題募集について(78-8号掲載)

大会長 市田隆雄、第79回総会学術大会実行委員会

 2023年4月にパシフィコ横浜で開催する第79回日本放射線技術学会総会学術大会の演題募集についてご案内します.
 大会テーマは「Be a Game Changer in Medicine with Radiology」です.本大会は参加しやすい開かれた大会を目指し,パシフィコ横浜での現地開催にWebコンテンツを加えたハイブリッド形式にて開催します.参加されるすべての皆様には,様々なプログラムを通じて放射線技術の新しい変化をしっかりと感じていただきつつ,放射線診療のゲームチェンジャーを創出する起点となるような大会を目指します.
 さて,本学会の総会学術大会は,第72回大会より発表スライドのすべてを英語で作成いただいています.CyPosを含めたすべてのスライドを英語で作成,日本語,あるいは英語で発表します.過去のセッションは,英語と日本語の混成でありましたが,英語発表は日本医学物理学会との合同によるInternational Conference on Radiological Physics and Technology(ICRPT)の場に集約し質疑を含め英語で行います.英語スライドや英語発表についてはご意見を頂戴しているところですが,今後も皆様の支えをいただきつつ,日本生まれの国際学会としてアジア,世界への継続的な発信に取り組んでいければと考えています.
 ところで,本大会より実機展示発表を再開できることになりました.「補助具」や「アプリケーション」など“実機無くして語れない”演題のご応募を是非お待ちしています.
 今回大会では,「Be a Game Changer in Medicine with Radiology」の言葉のもとに多くの演題が集まること,そして白熱した議論により,研究がブラッシュアップされることを期待しています.繰り返しのご案内となりますが,本大会はハイブリッド形式での開催となります.演題が採択された方で,感染拡大防止策により現地で発表できなくなった場合は,リモートでの発表も選択できるよう準備を進めて参ります.安心してご応募ください.

1.開催期日 2023年4月13日(木) ~ 4月16日(日)
       
2.会場 パシフィコ横浜 会議センター,他
  〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1  TEL 045-221-2155
       
3.演題登録期間 2022年9月1日(木)正午 ~ 2022年10月28日(金)正午
4.演題応募方法 オンライン登録です.
登録ボタンは本ページの最下部に設置します.
演題を登録される方は,事前に必ず,会員システム『RacNe(ラクネ)』にログインして所属,連絡先,メールアドレス等の必要事項を登録・確認してください.非会員の方も上記アドレスで「学会に入会せずサイトを利用したい方」を選択のうえ,システムユーザ登録をお願いします.
第79回総会学術大会の運用データ管理システムは,RacNeとリンクして演題発表者の氏名,所属,連絡先住所等を確認する仕組みになっています.
 
5.参加登録費  
 
正会員 15,000円(不課税)※1
非会員 30,000円(税込み)
学生会員  1,000円(不課税)(学生証提示,社会人院生除く)
学生非会員  1,000円(税込み)(学生証提示,社会人院生除く)
   
  ※1 
2022年度分までの会費が未納の場合は,非会員扱いとしての参加登録30,000円が必要となりますのでご注意ください.なお2023年度から入会希望の方は,当日,会場での新入会員申込み受付は行っておりませんので,事前に会員システム『RacNe』から入会手続きをお願いします.(2023年1月頃に広報予定)
 
  正会員として参加登録費を希望する「非会員」「正会員入会手続き中」「2023年3月に学生会員の資格を失効する会員」の方は所定の期日までの「正会員入会申込」と「会費納入」をお願いします.詳細は大会ホームページにてご確認ください.(2023年1月頃に広報予定)

 

6.発表形式・区分

希望できる発表形式は日本語,または英語の口述発表です.日本語口述発表の応募区分は,一般演題とテーマ演題に分かれており,演題応募時には口述発表:一般,もしくは口述発表:テーマ演題のいずれかの区分を選択し,さらに実機展示発表も希望できます.ただし,最終的な演題の採否と発表形式の決定等はプログラム委員会が行います.いずれの選択も演題の採択や発表形式・区分を保証するものではありません.

なお,英語口述発表の応募方法は,ICRPT専用ページにてお知らせします.従来は,発表言語に関わらず同一の演題登録画面を利用していましたが,この度,ICRPT専用の演題登録画面を整備しました.英語での発表を希望される方はICRPT専用ページよりご応募ください.

なお,災害や感染症の拡大など未曾有の事態への対応として,第79回総会学術大会をWeb開催とする場合があります.その場合では,すべての演題発表はWeb発表となります.Web発表への移行を理由とする演題の取り下げには対応いたしませんのでご承知ください.

 

  • 発表スライド登録時の注意

発表スライドの登録は指定された期間で行います.CyPos用と口述発表用の2種のファイルを登録ください. CyPos用と口述発表用ファイルのスライド部分は共通とし,CyPos用のノート欄には閲覧する人に向けた日本語の説明口述発表用のノート欄には発表原稿や覚書などご自身の発表のためのメモを入力ください.口述発表用スライドのノート欄に入力した情報は発表会場の演台上に設置されたPCに表示されます.

 口述発表(一般):

発表時間7分,討論3です.指定された期間に英語で作成したCyPos用と口述発表用の2種のファイルを登録ください.CyPos用と口述発表用ファイルのスライド部分は共通とし,CyPos用のノート欄には閲覧する人に向けた日本語の説明,口述発表用のノート欄には発表原稿や覚書などご自身の発表のためのメモを入力ください.なお,本区分での採択を希望して応募した場合でも,他の発表区分で採択される場合があります.

 口述発表(テーマ演題):

募集するテーマは「腹部臓器」,「小児」,「IVRに関する放射線技術」,発表時間10分,討論5です.指定された期間に英語で作成したCyPos用と口述発表用の2種のファイルを登録ください.CyPos用と口述発表用ファイルのスライド部分は共通とし,CyPos用のノート欄には閲覧する人に向けた日本語の説明,口述発表用のノート欄には発表原稿や覚書などご自身の発表のためのメモを入力ください.なお,本区分での採択を希望して応募した場合でも,他の発表区分で採択される場合があります.

 モニタ発表:

1セッションにつき30分の割り当てがあります.座長のもとCyPosの閲覧環境のあるモニタ発表会場にて質疑応答を行います.指定された期間に英語で作成したCyPos用のファイルのみ登録ください.口述発表用スライドの登録は不要です.ノート欄には閲覧する人に向けた日本語の説明を入力ください.

 実機展示発表:

口述発表(一般,テーマ演題),モニタ発表に加えて,さらに実機展示発表会場にて実機を使用した発表を行います.演題登録時に「実機展示発表 希望」を選択してください.指定された期間に英語で作成したCyPos用と口述発表用の2種のファイルを登録ください.CyPos用と口述発表用ファイルのスライド部分は共通とし,CyPos用のノート欄には閲覧する人に向けた日本語の説明,口述発表用のノート欄には発表原稿や覚書などご自身の発表のためのメモを入力ください(モニタ発表の場合ではCyPos用のみ)

なお,本区分での採択を希望して応募した場合でも,他の発表区分で採択される場合があります.また,実機を使用した発表の方法,実機展示発表会場などの詳細はJRC事務局より別途ご連絡します.お問い合わせは office@j-rc.org にお願いします.

英語口述発表:

詳細はICRPT専用ページにてお知らせします.これまでは,発表言語に関わらず日本語の演題登録画面より応募いただいていましたが,今後はICRPT専用ページより応募いただきます.

【発表までの流れ】(クリックで拡大できます)

7.演題募集について

1)演題応募資格

 応募者(演者)は本学会の会員・非会員を問いませんが,JRC2023において,第79回総会学術大会(JSRT)に参加登録(Web開催時を含む)される方に限ります.JRC2023を構成する他学会(JRS,JSMP),およびITEMへの参加登録のみでは,第79回総会学術大会(JSRT)で演題発表を行うことができません.また,後に未登録であることが判明した場合では,演題発表の実績を取り消しますので十分にご注意ください.

2)共同研究者

 応募時に登録・抄録に掲載できる共同研究者は6名以内とします.なお,発表時はこの限りではありません.共同研究者は,応募者(演者)が何らかの都合で発表できない場合に発表の義務を負います(緊急発表者として代わりに発表していただきます).

  • 注意:応募者の義務が果たされない場合(発表者の不在,演題の取り下げ,指定期間でのCyPos・発表用スライドの未登録等)には,共同研究者を含めた応募者全員に罰則(以降の演題採択への考慮等)を科すことがあります.また,該当する演題は受賞対象より除外します.

3)抄録(アブストラクト)

口述発表(一般,テーマ演題,実機展示発表):

抄録は日本語で作成ください.ただし,タイトル,所属,演者名,共同研究者名は日本語と英語での記載が必要です.図表を使用せずに作成し,少なくとも【目的】【方法】【結果】の見出しと内容を必ず含み,800字以内で研究内容をわかりやすく要約してください.また,新規性は日本語300字以内で記載してください.なお,抄録および新規性に所属施設や部署名等,応募者の個人が特定できる名称等を記載しないでください.

採択された抄録のタイトル,所属,演者名,共同研究者名,本文は,そのまま予稿集に掲載されます.原則として演題の募集期間以外での登録内容の変更はできませんので期間内での十分な確認をお願いします.

英語タイトル,および日本語タイトルで英語を使用する場合は,センテンスケース*で記載ください.サブタイトルも,例に倣いメインタイトルの後に半角コロン「:」と半角スペースを追加し,センテンスケースで記載ください.

  • センテンスケース:文の先頭,固有名詞の先頭,略語のみをキャピタライズ(大文字に)する.サブタイトルは半角コロン「:」と半角スペースを追加してセンテンスケースで入力する.
    例 Experimental design and data analysis in ROC studies: Lessons learned from reports in radiology from 1997 to 2006

英語口述発表:

ICRPT専用ページにてお知らせします.これまでは,発表言語に関わらず日本語の演題登録画面より応募いただいていましたが,今後はICRPT専用ページより応募いただきます.

         

4)   応募演題の倫理承認について【重要】

  本学会における研究発表は,あらゆる場合において,患者やボランティア等の研究対象者の生命,健康,プライバシーおよび尊厳が守られていなければなりません.そのため,演題応募時には以下に示す「応募演題の倫理に関する質問」に正しく回答していただく必要があります.演題応募者は,本学会の「倫理規程」および「倫理規程の適切な取り扱いのためのガイドライン(以下,倫理規程ガイドライン)」(https://www.jsrt.or.jp/data/about/regulations/)を熟読のうえ,応募演題に必要な倫理的対応について理解し,必要に応じて倫理審査委員会で事前に承認を得てください.特に研究対象者(患者またはボランティア)の臨床データ(画像データ,検査結果,診断名,個人情報を含む)を用いた研究,観察者実験(視覚評価),またはアンケート調査を伴う研究の場合には,ほとんどの場合において倫理承認が必要となりますので十分にご注意ください.

 倫理承認が必要である演題が応募時に倫理承認を得ていない(申請中を含む)場合は,事前審査で不採択となります.このような不採択を防ぐため,倫理承認を得ていない演題を応募される方に対して,本学会の倫理規程に関する動画の視聴を義務付けていますので,ご了承ください.また,倫理承認を受けている場合であっても,倫理的観点から明らかに倫理に反すると判断される場合は,不採択となることをご了承ください.なお,当該研究の倫理承認番号等は,演題登録時には記載する必要がありませんが,倫理審査の段階で確認を要すると判断する場合は,倫理審査申請書と共に提出していただく場合があります.また,審査免除または審査不要と判断された場合は,倫理審査委員会からの返答の書面,あるいはその旨を伝えてきたメールを保管しておいてください.

倫理申告ガイドの視聴について

演題登録の前に,あらかじめeラーニング内の倫理申告ガイド(https://jsrt.tv/ethics/entrance)により応募予定の研究の申告カテゴリをご確認ください.設問Bで「承認を得ていない」を選択される方は,動画の視聴が必須です.動画内で表示されるパスワードを記録し,演題登録時に入力してください.

【応募演題の倫理に関する質問】

設問A:  応募演題における研究では,研究対象者(患者またはボランティア)に対し,研究を目的とした侵襲的な行為(放射線被ばく,肉体的・精神的苦痛を伴う行為,薬剤等の投与)を行っていますか.なお,MRIでのボランティアの撮影は「軽微な侵襲」です.必ず,2を選択してください.

  1. 侵襲的な行為は一切行っていない.→ 設問(B)へ
  2. 侵襲的な行為を行っている.→ 設問(E)へ

設問B:  応募演題における研究に関して,倫理承認を得ましたか.

  1. 承認を得た.→ 設問(C)へ
  2. 承認を得ていない.→ 倫理申告ガイドの動画を視聴後,設問(D)へ
  3. 倫理審査委員会に承認申請したが,審査免除(または審査不要)と判断された.                

設問C:  倫理承認の種別についてお答えください.

  1. 倫理審査委員会で承認を得た.
  2. その他(            )                

設問D:応募演題が倫理承認を得ていない理由についてお答えください.

  1. 応募演題は,本学会倫理規程ガイドラインにおいて区分される技術研究に該当し,観察者実験も本研究に含まれていない.
  2. 応募演題は,本学会倫理規程ガイドラインにおいて区分される技術研究に該当する.また,観察者実験が本研究に含まれるが,実験データを利用し研究発表を行うことに関して観察者全員から事前にインフォームド・コンセントを得ている.さらに,発表に際しては観察者の個人名が特定できないように配慮する予定である.
  3. 動物実験なので,施設の動物実験規則に基づき実施した.
  4. その他(            )      

設問E:  本学会では,「研究者および研究機関(以下,研究者)は,許容範囲を超える放射線被ばくを与える行為,苦痛の範囲が社会的な許容範囲を超える肉体的・精神的苦痛を伴う行為,および医学的妥当性が認められない不必要な薬剤投与等の侵襲的な行為を行ってはならない」としています.なお,許容範囲等については,臨床研究法・各倫理指針などに基づく各施設等における倫理審査委員会で判断するものとしますが,この判断が学会の観点(ICRP Publication 62等を参考)から正当な理由のもとに問題があると考えられる場合には,不採択となる場合があります.なお,研究対象者に対し侵襲的な行為を伴う場合は,倫理承認の有無と,以下の3項目のそれぞれについて記載してください.

1)医学的妥当性:医学の発展にとって,その研究が必要であることの妥当性
2)方法的特殊性:研究対象者に対する侵襲的な行為以外に選択肢がない
3)正確なインフォームド・コンセントの取得:侵襲行為に関わる被ばく線量や生物学的影響等の正確なデータを提示したうえで,研究対象者から得られたものに限る

  1. 倫理承認の有無(            )
  2. 医学的妥当性:医学の発展にとって,その研究が必要であることの妥当性
    (            )
  3. 方法的特殊性:研究対象者に対する侵襲的な行為以外に選択肢がない
    (                                )
  4. インフォームド・コンセントの内容:侵襲行為に関わる被ばく線量や生物学的影響等の正確なデータを提示した上で,研究対象者から得られたものに限る
    (                                )

設問F:  本学会では,「本学会が発行する印刷物および電子出版物について,既発表の論文,または他の学術雑誌に投稿中の論文と本質的に同じ論文を投稿する行為」を二重投稿と定義しており,投稿された論文と同一の著者または少なくとも1名の著者が同じで,内容が同一,または極めて類似した内容の論文が既に発表されている場合には,本質的に同じ論文と見なします.そして,既発表の論文または他学術大会での既発表を,本学会の学術大会等へ演題応募する場合も二重投稿と見なします.ただし,特例として二重投稿と見なされる場合であっても有益な情報が含まれている等,審査において認められる場合は,その事実を演題応募時および発表時に申告した場合においては,許容される二重投稿として取り扱います.なお,本学会は二重投稿を推奨してはおらず,安易な二重投稿は業績の水増しになることに留意してください.

以上の点を留意の上,以下に示す二重投稿の有無についてお答えください.

  1. 応募演題は,上記の二重投稿に該当しないことを確認して応募します.
  2. 応募演題は,上記の二重投稿に該当しますが,既発表の種別について以下に申請の上,応募します.

  A.既発表の種別(複数選択可):□論文 □学会発表(本学会) □学会発表(他学会)
  B.既発表のタイトル,雑誌名・学会名,発表年[論文の場合は,巻,号,頁等]
  (                                   )

 

5)利益相反(Conflict of Interest)の申告について

 発表する研究に関連して,企業等からの補助や援助を受けている場合(過去1年間に10万円相当以上),または,応募演題に関係する企業の被雇用者が共同研究者に含まれる場合は,その事実を開示する義務があります.演題応募時は利益相反の有無に関する質問に必ずお答えください.詳細は,本学会の「倫理規程」および「研究の倫理審査における倫理規程の運用内規」をご覧ください.(https://www.jsrt.or.jp/data/about/regulations/

 本件は2008年3月に厚生労働省が示した指針「厚生労働科学研究における利益相反(Conflict of Interest:COI)の管理に関する指針」に従い,本学会においても研究の公正性,信頼性を確保するために利害関係が想定される企業等との関わり(利益相反)について適正に対応することを念頭においています.

 利益相反は,電子ポスターおよび口述発表用スライドの2枚目(1枚目はタイトル,施設名等)で開示してください.サンプルスライドは下記からダウンロードできます.

ダウンロード:PowerPoint format(*.pptx)

 

6)研究助成金などの公開について

公開公的機関(科研費等)や学会,研究会等の研究助成金等は利益相反事項には該当しないため開示する必要はありませんが,各種の助成を受けた場合には公開することを推奨します.

 研究助成金などの公開公的機関(科研費等)や各種の研究助成金(金額は問いません)などは利益相反の申告事項には含まれませんが,助成を受けた研究の場合には,発表時に公開することを推奨しています.         

7)演題審査

 以下の場合は不採択となりますのでご注意ください.審査に関する詳細は研究の倫理審査における倫理規程の運用内規(https://www.jsrt.or.jp/data/about/regulations/)をご確認ください.

  1. 倫理規程に反する場合
  2. 予稿原稿本文に【目的】【方法】【結果】の見出しと内容が含まれていない場合
  3. 内容を審査員が解読できない場合
  4. 新規性が極めて低い場合
  5. 二重投稿とみなされる場合で,かつ二重投稿であることの申告がない場合,もしくは申告があっても有益な情報が含まれていないとプログラム委員会が判断する場合

8)演題応募方法

 第79回総会学術大会ではUMIN演題登録システムを使用します.学会ウェブサイトにアクセスし,「総会学術大会」の「演題の新規登録,確認・修正はこちら」よりアクセスしてください.なお,英語口述発表の応募は,ICRPT専用ページにてお知らせします.これまでは,発表言語に関わらず日本語の演題登録画面より応募いただいていましたが,今後はICRPT専用ページより応募いただきます.

  1. 登録にあたっては,予め「抄録」をテキスト形式で作成しておくことを推奨します.
  2. 日本語での口述発表を希望する場合は日本語の演題登録画面より応募ください.
  3. タイトルは,日本語:52字以内,英語:30語以内とし,抄録の本文(「目的」以降)は,日本語:800字以内とします.共同研究者の登録に字数制限はありませんが,登録できるのは6名以内です.また,所属機関は複数選択できます.
  4. 口述発表(テーマ演題)での発表を希望する場合は,応募時に「腹部臓器 希望」「小児 希望」「IVRに関する放射線技術 希望」のいずれかを選択してください.
  5. 応募時に選択する発表形式・区分はいずれも希望であり,何れを希望した場合でも他の発表形式・区分で採択される場合があることをご承知ください.
  6. 研究分野を演題募集区分表(別表1)から選択してください.別表1内の「区分」については別表2を参照ください.
  7. 演題登録システムはFirefox,Google Chrome,Microsoft Edge,Safariで動作確認を行っています.各ブラウザの最新バージョンをご利用ください.なお,ウェブサイトから演題登録ができなかった場合も特別な配慮はありません. 
  8. セキュリティの面から暗号通信の利用を推奨しています.暗号通信は簡単なボタン操作で行えます.
  9. 初回登録時に演題登録番号が自動的に発行されます.演題登録番号とご自身で設定したパスワードを使用することで,演題募集期間であれば何度でも修正を行うことができます.演題登録番号とパスワードは必ず登録者自身で管理ください.万一お忘れになりますと抄録の変更や問い合わせができなくなりますので,必ず登録番号とパスワードを控えてください.
  10. 登録した氏名,所属,タイトル,抄録本文などはそのまま予稿集原稿となります.十分に確認のうえ登録ください.
  11. 演題受領書は初回登録時,修正時に電子メールより自動返信されます.通知メールが届かない場合は,入力したメールアドレスを確認ください.もし,メールアドレスが正確に登録されているにも関わらず通知メールが届かない場合,または演題登録システムへの登録後にメールアドレスを変更した場合には,必ず事務局にご連絡ください(jsrt@info.email.ne.jp).なお,登録するメールアドレスは,必ず応募者(発表者)が会員システム『RacNe(ラクネ)』に登録しているメールアドレスとしてください(他人,共同研究者や指導教員等のメールアドレス等を使用しての応募はトラブルの原因となります).
  12. 表彰の審査は,正会員の口述発表を対象としCyPos登録されたスライドにより行い,CyPos賞(最優秀賞,金賞,銀賞,銅賞),学生賞(最優秀賞,優秀賞),ICRPT賞(Brilliant Award,Outstanding Presentation Award,Certificate of Merit Award)を選考する予定です.また,受賞演題は,学会終了後に学会誌および学会ウェブサイトに掲載します.
  13. 演題応募の詳細については,ウェブサイト上の注意事項をご参照ください.

— 演題名に関する注意事項 —

  1. 会社名や商品名,商標名を使用することはできません.
  2. 一般的でない略語を使用することはできません.
  3. 第一報,第二報やその1,その2などの表現は認めていません.内容に応じたタイトルまたはサブタイトルを記載ください.
  4. 用語は「日本放射線技術学会用語集」などを参考に記載ください.
  5. 核種の質量数は,<sup>99m</sup>Tc または Tc-99m と記載してください.
  6. 不適切な用語であるとプログラム委員会が判断した場合は,予告なしに改変する場合があります.

 

8.演題の採否,演題区分(別表1),発表形式・区分,発表日時,大会プログラム

  1. 応募演題の採否,演題区分,発表形式・区分,発表日時の決定は,プログラム委員会を経て大会長に一任されます.
  2. 演題の採否は2022年12月下旬頃に,発表日時,発表形式等の詳細は2023年1月中旬に,それぞれ電子メール(演題登録時に使用したメールアドレス)にて通知します.
  3. プログラム委員会の採択後は,原則としてタイトル,共同研究者など,一切の変更を認めません.
  4. 大会プログラムなどの詳細は2023年3月中旬に学会ウェブサイトに掲載します.なお,大会予稿集の電子版(PDF)は会員のみが閲覧できます.

                   

9.参加登録について 

  1. 参加登録はすべて,オンライン登録です(クレジットカード利用のみ対応).
  2. 2022年度の会費未納者は非会員扱いになります.
  3. 参加 登録時の申告に不正があった場合,処分を科す場合があります.

例)大会開催期間より前に卒業された方(2022年3月の卒業者)は,演題申し込み時に学生会員であっても,学生会員として参加登録・発表はできません.この場合は所定の期日までに正会員に移行すると共に正会員での参加登録をお願いします.(5.参加登録費 ※1を参照ください.)

                                     

10.特許法第30条について

本学会は特許法第30条に関わる指定学術団体です.詳細は特許庁ウェブサイトを参照ください.  (https://www.jpo.go.jp/index.html

 

注意事項とお知らせ

① 演者が発表できないときには,必ず共同研究者が代わりに発表してください.
② 応募演題の倫理承認について,再度確認してください.
③ すべての演者に利益相反の開示が義務づけられています.
④ すべての発表区分で,CyPos用スライドの事前登録が必須です.
⑤ 口述発表で採択された演題は,口述発表用スライドの事前登録が必須です.
⑥ スライド登録は指定された期間で行ってください.
⑦ スライド登録の詳細は学会誌第78巻12号で再度お知らせします.
⑧ 登録するスライドは英語で作成ください.よくある質問のQ4,Q5,Q6を参照してください.
⑨ 英語発表を歓迎します.是非,ICRPTにチャレンジください.
⑩ 英語口述発表はICRPT専用ページより応募ください.
⑪ 『いいねボタン』については,よくある質問のQ2をご覧ください.
⑫ 各種登録期間は次のとおりです.

 

 
開始日
終了日
演題登録の期間 2022年9月1日(木)正午
 
2022年10月28日(金)正午
 
演題採択者のCyPos登録 2023年3月1日(水)正午
(予定)
2023年3月29日(水)正午
(予定)
口述発表用スライドの
事前登録
2023年3月1日(水)正午
(予定)
2023年3月29日(水)正午
(予定)

 

 

お問い合わせ先

 JRC内 日本放射線技術学会総会学術大会係
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル7F
TEL 03-3518-6111  FAX 03-3518-6139  E-mail jsrt@info.email.ne.jp

 

よくある質問
Q1:  演題応募時に口述発表,モニタ発表の希望を選択できますか?
A1:  演題登録システムへの登録時にモニタ発表を希望することはできません.最終的な発表形式・区分はプログラム委員会が決定します.
   
Q2:  『いいねボタン』とは何ですか?
A2:  学会参加者が演題を評価するための機能です.「興味深い!」「参考になった!」等のご意見を『いいねボタン』のクリックという形で発表者に伝えてください.得票数の多かった優秀な演題は,大会終了後に学会誌で公表します.
   
Q3:  口述発表用スライドとCyPos用スライドを作成するうえで何か違いはありますか?
A3:  口述発表用とCyPos用スライドを共用しますのでスライドを作成する上での違いはありません.7分(テーマ演題は10分)の発表時間で聴衆が理解できるよう要点を簡潔に示してください.ただし,ノート欄の利用方法は異なります.口述発表用スライドのノート欄は発表時の原稿や覚書の記載などご自身の発表のために使用するのに対して,CyPos用スライドのノート欄は閲覧する人に向けて使用します.CyPos用スライドのノート欄に日本語で詳しい説明文を記載しておくと閲覧される方の研究に対する理解がより深まります.なお,口述発表用スライドのノート欄に入力した情報は発表会場の演台上に設置されたPCで表示できます.
   
Q4:  英語のスライドでは,内容がうまく伝わるかどうか心配です.
A4:  PowerPointでスライドの下に表示されるノート欄に日本語で説明を追加してください.CyPosで閲覧できます.
   
Q5:  英語でスライドを作成するコツはありますか?
A5:  各スライドにはスライドの内容を示す的確なタイトルをつけ,キーワードに絞った短い語句でまとめるのがコツです.伝えたい日本語の文章をそのまま翻訳するのは良い方法ではありません.また,フォントやサイズは多くとも2種類とします.各スライドのタイトルは少し大きめのフォントサイズ(28から36ポイント)で2行以内に収め,タイトルから下には,少し小さめのフォントサイズ(24から28ポイント)で,1スライドあたり多くても8行程度のシンプルなスライドに仕上げてください.作成のポイントは英語,日本語ともに同じですので,「より良い学会発表をするために」のページを参考としてください.
   
Q6: 英語のスライドで使うフォントのお勧めはありますか?
A6: フォントの種類は統一してください.Meiryo UI,Helvetica,Arialなどがお勧めです.
   
Q7: 登録期間外でCyPos用スライドを差し替えることはできますか?
A7: CyPos用スライドの登録期間外での差し替えには対応いたしません.登録期間内に修正ください.
   
  別表1 第79回日本放射線技術学会総会学術大会 演題募集区分表
 
  選択の例
 

~演題登録~

演題申込は締め切りました。
多数の応募をありがとうございました。