X線診療室からの放射線漏えいは,医療従事者や一般公衆への被ばくに直結しており,X線診療室外側における放射線量の限度値が医療法施行規則や電離放射線障害防止規則等の法令により定められています.X線診療を開始する前に一度,そしてその後は6か月を超えない期間ごとにX線診療室の漏えい放射線量測定を行わなければならないと義務付けられています.これに伴い,2018年に「JIS Z 4716 X線診療室の漏えいX線量の測定方法」が制定・公示されました.
サーベイメータ活用セミナーでは,放射線測定器のサーベイメータを中心に,漏えいX線量測定法についての講義を行います.さらに,実際の漏えいX線量の測定実習,参加者が持参された電離箱式サーベイメータの校正も行います.このセミナーが各施設での漏えい線量測定に役立つことを願っています.ぜひ,この機会にセミナーへの参加をご検討ください.下記の要項にて募集しますので,多数のご参加をお待ちしています.
日時 | : | 2024年9月22日(日)10:00~16:00 | ||
会場 | : | 京都医療科学大学 | ||
〒622-0041 京都府南丹市薗部町小山東町今北1-3 https://www.kyoto-msc.jp/campus_info/ |
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講師 | : | 能登公也(金沢大学附属病院),鯨岡恭輔(医建エンジニアリング(株)), 関本道治(新潟医療福祉大学) |
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募集人数 | : | 20名(先着順です. 定員になり次第,締め切ります.) | ||
参加費 | : | 会員 6,000円 非会員 12,000 円 | ||
*セミナー参加費については原則,返金できませんので,予めご了承ください. | ||||
参加特典 | : | 電離箱式サーベイメータの校正(診断領域X線)を行います. | ||
希望される方は,電離箱式サーベイメータを当日お持ちください. | ||||
ただし,今回は先着10名とさせていただきます.ご了承ください. (参加者1名につき1台校正) |
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*電離箱式サーベイメータの郵送は受け付けません. | ||||
申込方法 | : | 会員システム『RacNe(ラクネ)』にログインしてお申し込みください. 非会員でもご利用いただけます. |
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申し込み手続きをする前に,申込の手順をご一読ください. | ||||
※お申し込み後,登録確認メールを受信できない場合は,お問い合わせください. | ||||
※申し込み締め切り後に受講の可否について連絡がない場合は,お問い合わせください. | ||||
※メールが届かない場合,迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください. | ||||
※セミナー参加費については原則,返金できませんので,予めご了承ください. | ||||
申込期間 | : | 2024年7月10日(水)~ 8月31日(土) | ||
プログラム | : | 10:00 ~12:00(講義) | ||
1:「診断領域X線場で用いるサーベイメータの特性」 | 関本 道治 | |||
2:「臨床施設での漏えい線量測定」 | 能登 公也 | |||
3:「漏えい線量測定について」 | 鯨岡 恭輔 | |||
13:00 ~15:30(実習) | ||||
4:「漏えい線量測定のワンポイントアドバイス」 | 鯨岡 恭輔 関本 道治 | |||
15:40 ~16:00 質疑応答 | ||||
問合先 | : | 新潟医療福祉大学 関本道治 E-mail sekimoto@nuhw.ac.jp | ||
※詳細は,計測部会ホームページをご覧ください。http://keisoku.jsrt.or.jp/seminar.html | ||||