各施設における中心静脈ライン(PICC、CVカテーテル、CVポートなど)を利用した造影CT検査の実施状況は異なり、そのプロトコルや手技には一貫性が欠ける場合があります。このため、合併症や技術的な問題が発生しやすく、医療安全の観点から適切な手順の確立や標準化が求められています。
特に中心静脈ラインの耐圧性が重要であり、造影剤の注入速度や量の調整は患者の状態に応じて行う必要があります。しかし、トレーニングや経験の不足により問題が生じるケースも少なくありません。こうした課題に対処するため、各施設間での情報共有やベストプラクティスの確立が重要です。
日本放射線技術学会東北支部医療安全班では、中心静脈ラインを利用した造影CT検査の現状と実施方法に関するデータを収集することを目的として、CT班と協力し本調査を実施することになりました。収集したデータを基に、患者の安全性や検査の確実性を向上させるための検査手順の改善を目指しています。調査の結果は、日本放射線技術学会東北支部の学術大会などで公開する予定です。
上記目的にご賛同いただき、アンケートへのご協力をお願い申し上げます。回答いただいたデータは、倫理申請に基づき統計的に処理・匿名化され、特定の施設や個人が識別できる情報として公表されることはありません。ご協力をよろしくお願いいたします。
期間 | : | 2024年8月1日(木曜日)~2024年10月31日(木曜日) | |
回答方法 | : | インターネットでの回答方式を採用しています。 | |
下記リンクをクリックしアンケートフォームへお進みください。 | |||
リンク | : | 中心静脈ラインを利用した造影CT検査に関するアンケート調査 | |
右記QRコードをスキャンしてお進みいただくことも可能です。 | |||
*この調査研究は山形県立中央病院倫理審査委員会にて承認済みです。 | |||
問合先 | : | 日本放射線技術学会東北支部 | |
医療安全班班長 荒木 隆博(山形県立中央病院) | |||
023-685-2626 / arakitaka@ypch.gr.jp | |||
CT班班長 保吉 和貴(山形大学医学部附属病院) | |||
東北支部学術委員長 鈴木 幸司(山形大学医学部附属病院) | |||
東北支部長 金沢 勉 (新潟大学医歯学総合病院) |