2014年04月21日up 学会雑誌 第70巻4号掲載

第42回日本放射線技術学会秋季学術大会の演題募集について

大会長 小笠原 克彦、第42回秋季学術大会実行委員会

第42回日本放射線技術学会秋季学術大会を,平成26年10月に北海道札幌市の札幌コンベンションセンターにおいて開催します.実行委員会では「Ambitious 2014 –make the next frontier, make the new future–」をテーマにさまざまな企画を立案して,実りの多い学術大会となるよう準備を進めています.多くの方々のご参加と,多数の研究発表のご応募をお待ちしています.本大会における研究発表の演題を募集しますので,下記応募要項に従って奮ってご応募ください.

1.会期 平成26年10月9日(木)~10月11日(土)
  
2.会場 札幌コンベンションセンター
〒003-0006 札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1
TEL 011-817-1010(代表)
   
3.参加登録費
正会員 10,000円(不課税)
非会員 20,000円(税込み)
学生会員 1,000円(不課税)(学生証提示)
学生非会員 1,000円(税込み)(学生証提示)
42poster

4.発表形式

口述発表およびポスター発表
1) 口述発表(プレゼンテーション7分,討論3分の予定)
プレゼンテーションは,Windowsにて発表データを作成された場合は,原則,データ(USBメモリー)の持込とします. データは,PowerPoint(Windows版のみ),バージョンは2003/2007/2010/2013で作成してください.Macintoshをご使用の場合は,必ずご自身のPCをお持ちください.利用機種,OS,アプリケーションに制限はありませんが,外部出力の接続は,D-sub15ピンによるモニター出力に限ります.一部のノートパソコンでは本体付属のコネクターが必要な場合がありますので,必ず各自でご用意ください.
動画は使用可能ですが,Windows 7(OS)およびWindows Media Player 11の初期状態に含まれるコーデックで再生できる動画ファイルをお持ちください.動画ファイルはWMV形式を推奨します.
2) ポスター発表(プレゼンテーション3分,討論3分の予定)
ポスターは,紙面による貼り付けとし,パネルサイズなどの詳細は決定次第,随時ホームページなどで公開します.

5.演題募集について

1) 演題申込資格
 応募者(演者)は本学会会員・非会員を問いません.ただし,平成26年度分までの会費が未納の場合は,非会員扱いとしての参加登録(20,000円)となりますのでご注意ください.
2) 募集期間
平成26年4月25日(金)から平成26年6月1日(日)正午まで
3) 共同研究者
 応募時およびアブストラクトに掲載できる共同研究者は7名以内とします.なお,発表時はこの限りではありません.共同研究者は,演者が発表できないときに代わりに発表していたただきます.
注意:いずれの方も発表しない事態,演題取り下げをされた場合,共同研究者の方にも今後の演題採択等にペナルティを課す場合があります.
4) 予稿集原稿
 予稿原稿は「原稿本文〔500字〕」と「演題内容の新規性の説明〔300字〕」の2通りを提出していただきます.
「原稿本文〔500字〕」には図表は使用せず,目的,方法,結果,結論(考察)ごとに解りやすく記述してください.特に目的,方法,結果が明記されていない場合は不採択の対象となります.なお,採択されたアブストラクトのタイトル,所属,演者名,共同研究者名,本文がそのまま予稿集に掲載されますので,充分にチェックしてください.
「演題内容の新規性の説明〔300字〕」についてはこちらをご参照ください.
5) 応募演題の倫理承認について【重要】
 本学会における研究発表は,生命倫理への配慮および個人情報(患者およびボランティア,観察者等の研究協力者を含む)の保護がなされていなければなりません.そのため,演題応募時には,以下に示す「応募演題の倫理承認に関する質問」に正しく回答していただく必要があります.演題応募者は,本学会の倫理規定および倫理規定ガイドラインを十分に参照のうえ,応募演題に必要な倫理的対応について理解し,必要に応じて当該施設の倫理審査委員会で事前に承認を得てください.特に患者またはボランティア(注1)の臨床データ(画像データ,検査結果,診断名,個人情報を含む)を用いた研究,観察者実験(視覚評価),またはアンケート調査が含まれる研究の場合には十分にご注意ください.
*倫理承認が必要である演題が応募時に倫理承認を得ていない(申請中を含む)場合は,事前審査で不採択となります.
「応募演題の倫理承認に関する質問」
設問A:
応募演題における研究に関して,当該施設において倫理承認を得ましたか.
1:
承認を得た.→ 設問(B)へ
2:
承認を得ていない.→ 設問(C)へ
   
設問B:
倫理承認の種別についてお答えください.
1:
当該施設の倫理委員会で承認を得た.
2:
当該施設に倫理委員会が存在しないので,同等の役割を持つ責任者あるいは施設長から,承認を得た.
3:
当該施設の倫理委員会に承認申請したが,審査免除(または審査不要)と判断された.
4:
その他(            )
   
設問C:
応募演題が当該施設において倫理承認を得ていない理由についてお答えください
1:
応募演題は,本学会倫理規定ガイドラインにおいて区分される技術研究に該当し,観察者実験も本研究に含まれていない.
2:
応募演題は,本学会倫理規定ガイドラインにおいて区分される技術研究に該当する.また,観察者実験が本研究に含まれているが,実験データを利用し研究発表を行うことに関して観察者全員から事前にインフォームド・コンセントを得ている.さらに,発表に際しては観察者の個人名が特定できないように配慮する予定である.
3:
応募演題は,本学会倫理規定ガイドラインにおいて区分される疫学研究または臨床研究に該当するが,倫理審査委員会への付議を必要としないアンケート調査研究であると考えられるため,アンケート調査にあたって使用した同意書の見本をプログラム委員会に提出する.(注2)
4:
動物実験なので,施設の動物実験規則に基づき実施した.
5:
その他(            )
注1:
ボランティアを含む研究は,すべての研究に関して倫理審査委員会の承認が必要です.
注2:
演題応募と同時に,アンケート調査にあたって使用した同意書の写し(JPEGまたはGIF形式)をオンライン登録上でアップロードしてください.
6) 利益相反(Conflict of Interest)の有無の公開について
 発表する研究に関連して,企業等からの補助や援助を受けている場合(金額は問いません),または,応募演題に関係する企業の被雇用者が共同研究者に含まれる場合は,その事実を開示する義務があります.演題応募時は利益相反の有無に関する質問に必ずお答えください.詳細は,本学会倫理規定および倫理規定ガイドラインをご覧ください.
本件は平成20年3月に厚生労働省が示した指針(厚生労働科学研究における利益相反(Conflict of Interest:COI)の管理に関する指針)に従い,本学会においても研究の公正性,信頼性を確保するために利害関係が想定される企業等との関わり(利益相反)について適正に対応することを念頭においています.JRC2013以降,利益相反に関するスライドを挿入する方針が定まり,第70回総会学術大会以降,表示を義務付けることとなりました.利益相反の公開方法は,電子ポスターおよび口述研究発表スライドの2枚目(1枚目はタイトル,施設名等)にスライドを挿入することとします.後日,下記に示すサンプルスライドを大会ホームページからダウンロードできるように準備します.
  利益相反の公開が不必要な演題           利益相反の公開が必要な演題
riekisouhan
  利益相反の公開が不必要な演題(英語)     利益相反の公開が必要な演題(英語)
riekisouhan-e
7) 研究助成金などの公開について
 研究助成金などの公開公的機関(科研費等)や各種の研究助成金(金額は問いません)などは利益相反の申告事項には含まれませんが,助成がある場合には,発表時に公開することを推奨いたします.
8) 演題審査
 以下のような場合は応募演題が不採択となりますので,ご注意ください.審査に関する詳細は学会誌第67巻10号,1353ページ“[委員会報告]学術大会(総会・秋季)における発表演題の審査について”をご覧ください.
倫理規定に反している場合
アブストラクトに「目的」「方法」「結果」の3要素(用語)が含まれていない場合
アブストラクトの内容が審査員に解読できない場合
新規性が極めて低い場合
9) 演題応募方法
 オンライン登録で演題を募集します.本ページ最下部の演題登録ボタンからお入りください.
(1)
登録をはじめる前に「予稿原稿」をテキスト形式にて作成し,デスクトップ上などに保存しておいてください.
(2)
予稿原稿のタイトルは52文字以内,アブストラクトの本文(「目的」以降)は500文字以内です.共同研究者の字数制限はありませんが,登録可能人数は7名以内です.
(3)
所属機関は複数選択できます.
(4)
研究分野の演題区分(別表1)は複数選択できます.
(5)
key wordを英語5語以内で記載していただきます.別表2に例を示しますので,その中から選択していただきます.
該当する字句がない場合は,自由に入力していただくことができます.
(6)
文字は原則として,JIS第1,第2水準に対応していない文字は使用できません.例えば,丸数字やローマ数字,半角カタカナ,JIS規格に対応していない飾り文字は使用できません.
(7)
上付き文字が必要なときは,文字の前後を で囲ってください.下付き文字が必要なときは,文字の前後を で囲ってください.
(8)
推奨環境は,Internet Explorer 6.0以上,Netscape Navigator 4.01以上,Safari 2.0.3以降,Firefoxです.ホームページから演題登録ができなかった場合も特別な配慮はいたしませんのでご注意ください.
(9)
セキュリティの面から,暗号通信をご利用することをお勧めします.操作は暗号通信のボタン操作で簡便におこなえます.
(10)
一度登録されると演題登録番号が自動的に発行されます.演題登録番号と設定したパスワードにより登録受付期間内に何回でも修正が可能です.なお,登録番号とパスワードの記録管理は登録者に依存します.お問い合わせには応じられませんので,必ず登録番号とパスワードを控えておいてください.
(11)
登録ボタンを押してから登録の確認画面が表示されるまでに,少々時間がかかります.その間に登録ボタンを何度もクリックすると2重,3重に重複登録されますので,一度クリックしてからしばらくお待ちください.
(12)
登録した氏名,所属,タイトル,アブストラクトなどはそのまま予稿集原稿となりますので,充分にチェックしてください.
(13)
演題受領書は登録時,修正時その都度E-mailにて自動的に返信されます.受領通知メールが届かない場合は,入力したご自分のメールアドレスを確認してください.それでも受領メールが届かない場合,または,UMIN登録後メールアドレスを変更した場合は,メール(info42@jsrt-dobukai.org)にて必ずご連絡ください.
(14)
詳細は,ホームページ上の注意事項をご参照ください.

— 注意事項 —

タイトルには会社名や商品名,商標名を使用することはできません.
 一般的でない略語は避けるようにし,用いる場合でも正式名称もしくは日本語名を併記してください.
 第一報,第二報,その1,その2などの表現は認めていません.内容に応じたタイトルまたはサブタイトルを付けてください.用いる用語は,日本放射線技術学会用語集などを参考にしてご記載ください.
不適切な用語であるとプログラム委員会が判断した場合は,予告なしに改変する場合がありますのでご了承ください.

6.演題の採否,演題区分(別表1),発表形式区分,発表日時,大会プログラム

(1) 応募演題の採否,演題区分,発表形式区分,発表日時の決定は,プログラム委員会を経て大会長に一任させていただきます.
(2) 演題採否通知書は日本放射線技術学会秋季学術大会係から平成26年8月上旬に電子メール(オンライン登録に使用したアドレス)にて通知します.
(3) 演題名,共同研究者などの変更について,プログラム委員会で決定された後は原則として認めません.大会プログラムなどの詳細は9月下旬に学会ホームページに掲載し,会員へは学会誌第70巻9号(秋季学術大会プログラム掲載号)を送付します.

7.第2回国際放射線技術科学会議(2nd ICRST)の開催について

 第42回日本放射線技術学会秋季学術大会において,第2回国際放射線技術科学会議(The 2nd International Conference on Radiological Science and Technology)を開催します.英語での講演発表を希望される方は,別途ご案内いたします.2nd ICRSTのホームページよりご応募ください.

8.特許法第30条について

 本学会は特許法第30条に関わる指定学術団体となっています.詳細は特許庁ホームページをご覧ください.

9.情報交換会

 学会2日目の平成26年10月10日(金)にキリンビール園 本館中島公園店(札幌市中央区南10条西1丁目1-60)で開催する予定です.

問合先

オンライン登録のお問い合わせ
 第42回日本放射線技術学会秋季学術大会 実行委員会 宛
E-mail info42@jsrt-dobukai.org

参加登録等その他のお問い合わせ
 公益社団法人 日本放射線技術学会 事務局
TEL 075-354-8989  E-mail office@jsrt.or.jp
 〒600-8107 京都市下京区五条通新町東入東錺屋町167番地 ビューフォート五条烏丸3階

別表1 第42回日本放射線技術学会総会学術大会 演題募集区分表

研究分野
演題区分
区分番号
内  容 (例)
放射線技術概論
技術学概論
110
技術学総論,法規
教育
130-001
放射線技術教育,OJT
医療安全
130-002
リスクマネジメント,医療事故,
マニュアル
放射線管理
X線被曝
621
X線防護,防護衣
X線管理
622
放射線管理,管理用装置器具
放射線計測・測定
800
計測技術,機器補助具
画像工学
画像評価
520
MTF,WS,NEQ,DQE,SNR
画像処理
530
CAD,CR,FPD,IP
画像表示
540
モニタ評価,LCD
視覚評価
550
ROC,一対比較法,連続確信度法
その他
590
X線検査
骨格系
241
頭蓋,脊柱,四肢,肋骨
骨格系以外
242
胸部,腹部,歯科
乳腺
244
乳房撮影
血管系
252
血管撮影,心臓カテーテル検査,IVR,DSA,CBCT
消化器系
253
non-vascular IVR,X線透視検査
その他
290
X線CT
画像
251-001
撮影技術,臨床技術
造影
251-002
造影効果,ダイナミック造影,副作用
心臓
251-003
冠動脈,心筋,心機能評価
被曝・管理
251-620
CT-AEC,性能評価
発生装置・関連器具
251-730
area detector,dual energy CT
計測
251-810
CTDI,NPS
超音波・骨塩定量
超音波
262
骨塩定量
882
磁気共鳴(MR)
画像・臨床
261-001
撮像技術,臨床技術,薬剤
機能描出
261-002
diffusion,perfusion,fMRI,ASL
安全管理
261-650
吸引,発熱,神経刺激,
クエンチ,問診
装置・関連器具
761
コイル,シミング,装置開発
計測・性能評価・MRS
862
性能評価,MRS,アーチファクト
核医学
一般
310
核医学検査総論,体外計測,
試料測定,検査薬剤,臨床評価,
画像評価,安全管理
SPECT
332
PET
333
放射線治療
外部照射
430
放射線治療総論,放射線治療技術,
線量計測,治療計画,
治療装置,保守管理
小線源治療
440
その他
490
放射線治療装置関連
750
医療情報
開発・管理
1030
医療情報処理システム開発・管理
知識工学
1050
オントロジ,ターミノロジ,
自然言語処理
情報の二次利用
1060
統計解析,経営管理
教育
1070
情報学,eラーニング,教育
標準化
1080
標準規格,標準マスタ,ガイドライン
その他
1090

 

Key word
Key wordは,以下の別表2(PDF)を参考に語句を選んでください.

(1) まず,左端の一般の白抜きから1つ選んでください.
(2) 次に,該当する演題区分の中から適応する語句4つ以内で選んでください.
(3) 投稿区分が多岐にわたる場合は,区分を超えて選んでいただいて結構です.
(4) 該当語句がない場合は,その他を選んでいただき自由に記入してください.

別表2 キーワードの例 【PDF

 


● 演題登録 ●

演題申込は締め切りました。
多数の応募をありがとうございました。

 【日本語登録】

※会員番号は00から始まる7桁の番号をご入力ください。
新規演題登録   確認・修正

平文通信(非暗号通信)の方は下記へ
新規演題登録   確認・修正

【英語登録】

第42回日本放射線技術学会秋季学術大会において,第2回国際放射線技術科学会議(The 2nd International Conference on Radiological Science and Technology)を開催します.英語での発表を希望される方は,2nd ICRSTホームページよりご応募ください.