2011年08月22日up 学会雑誌 第67巻8号掲載

[お知らせ]第68回日本放射線技術学会総会学術大会の概要と演題募集について

大会長 土`井  司

第68回日本放射線技術学会総会学術大会は,平成24年4月横浜市において開催します.本学術大会における会員研究発表の演題募集についてご案内します.本学術大会では,大幅に内容を見直しました.発表形式は,口述発表とCyPos発表に区分しますが,その区分は登録演題の審査結果によって決定します.したがって,演題登録時に区分はありません.
なおCyPosへの登録は,すべての採択演題に行っていただきます.下記,応募要項に従って奮ってご応募ください.

-第68回総会学術大会は大きく変わります-

1. 演題申込み
(1)発表形式は選べません.ただし,全員にCyPos登録をしていただきます.
(2)CyPos発表は質疑応答だけになります.
(3)新規性とKey wordを入力していただく必要があります.
2. 参加登録
(1)事前参加登録が原則です.
(2)事前参加登録費に割引はありませんが,事前にCyPosが閲覧できます.
(3)事前登録をすれば当日は受付を経ずに直接会場に行っていただけます.
3. 口述発表の発表用データの事前受付
(1)発表用データは4月3日までにwebからの事前受付が原則です.
(2)事前受付をしておくと,プレビューセンターでは画像の確認のみになります.
(3)当日のプレビューセンターでの修正はできません.
4. CyPos
(1)画面を一新します.プログラム日程表から演題を選択できるようになります.
(2)CyPos閲覧会場に出向かなくても,自分のパソコンから閲覧できます.

発表形式

演題申込み時に,発表形式の選択ができません.ただし発表形式に関わらず,採択されたすべての演題は3月19日(月)正午までにCyPos登録(25枚以内)をしていただきます.詳細は学会誌第67巻第12号でご案内します.

口述発表 発表時間7分,討論3分です.
CyPos 登録とは別に,発表用データも事前登録をしていただきます.
当日は念のため発表用データのUSBストレージを持参ください.
データはPowerPoint(Windows版)でバージョン2003~2010で作成してください.
Macintoshで作成された場合は,上記仕様で再生確認を行ったうえでご登録ください.
英語発表 発表時間7分,討論3分です.発表質疑応答すべて英語です.
演題応募は学会ホームページのEnglish siteから行ってください.
発表形式は口述発表と同じです.
CyPos発表 口述発表はなく質疑応答のみです.
データはPowerPoint(Windows版)でバージョン2003~2010で作成してください.
実機展示発表 口述発表またはCyPos発表の他に,学会期間中に所定の場所で実機を使用しての発表を行っていただきます.実機を使用しての発表方法,場所などの詳細はJRCから別途ご連絡します.

 

演題募集について

1) 演題申込み資格
応募者(演者)は本学会の会員・非会員を問いません.
2) 共同研究者について
申込み時および抄録に掲載できる共同研究者は6名以内とします.なお,発表時はこの限りではありません.
3) 予稿集原稿について
発表内容(本文)は,図表を使用しないで「目的」「方法」「結果」の3要素(用語)を必ず入れ,500字以内でわかりやすく記述してください.
今回から新規性を300字以内で記載していただくようになりました.主に,この文面で演題の審査を行いますが,本文内の評価方法や評価結果が不明確な場合も不採択の対象になります.さらに,研究発表は生命倫理への配慮および個人情報の保護がなされていなければなりません.患者またはボランティアの臨床データ(画像データ,検査結果,診断名,個人情報を含む)を取扱う場合,または観察者実験(視覚評価)を行う場合には十分にご注意ください.プログラム委員会からの注意事項は以下の通りです.

タイトルには会社名や商品名,商標名を使用することはできません.
一般的でない略語はできるだけ避けるようにし,用いる場合でも正式名称もしくは日本語名を併記してください.
第一報,第二報,その1,その2などの表現は認めていません.
抄録内容に応じたタイトルまたはサブタイトルを付けてください.原稿に用いる用語は,日本放射線技術学会用語集などを参考にしてご記載ください.
不適切な用語であるとプログラム委員会が判断した場合は,予告なしに改変する場合がありますのでご了承ください.
4) 演題申込方法
オンライン登録で演題を募集します.学会ホームページにアクセスしてください.

・演題受付開始日 平成23年9月1日(木)
演題申込締切日 平成23年11月1日(火)正午 (締切間際は混雑します)
演題申込に関する注意(必ずお読みください)
氏名,所属,タイトルを英文でも入力してください.
(1) 登録をはじめる前に「予稿原稿」をテキスト形式にて作成し,デスクトップ上などに保存しておいてください.
(2) 予稿原稿の和文タイトルは52文字以内(欧文は25語以内),抄録本文(「目的」以降)は500文字以内(欧文は320語以内)です.共同研究者の字数制限はありませんが,登録可能人数は6名以内です.
(3) 所属機関を複数選択できるようになりました.
(4) 演題投稿区分を見直しました.以前に比べて詳細になっています.また,複数を選択できるようになりました.
(5) key wordを英語5語以内で記載していただきます.例を示しますので,その中から選択していただきます.
該当する字句がない場合は,自由に入力していただくことができます.
(6) 文字は原則として,JIS第1,第2水準に対応していない文字は使用できません.例えば,丸数字やローマ数字,半角カタカナ,JIS規格に対応していない飾り文字は使用できません.
(7) 上付き文字が必要なときは,文字の前後を<SUP> と </SUP>で囲ってください.下付き文字が必要なときは,文字の前後を<SUB> と </SUB>で囲ってください.
(8) 推奨環境は,Internet Explorer 4.0以上,Netscape Navigator 4.01以上,Safari ver 2.0.3以降,Firefoxです.ホームページから演題登録ができなかった場合も特別な配慮はいたしませんのでご注意ください.
(9) セキュリティの面から,暗号通信をご利用することをお勧めします.操作は暗号通信のボタン操作で簡便に行えます.
(10) 一度登録されると演題登録番号が自動的に発行されます.演題登録番号と設定したパスワードにより登録受付期間内に何回でも修正が可能です.なお,登録番号とパスワードの記録管理は登録者に依存します.お問合せには応じられませんので,必ず登録番号とパスワードを控えておいてください.
(11) 登録ボタンを押してから登録の確認画面が表示されるまでに,少々時間がかかります.その間に登録ボタンを何度もクリックすると2重,3重に重複登録されてしまいますので,一度クリックしてからしばらくお待ちください.
(12) 登録した氏名,所属,タイトル,抄録などはそのまま予稿集原稿となりますので,充分にチェックしてください.
(13) 演題受領書は登録時,修正時その都度E-mailにて自動的に返信されます.受領通知メールが届かない場合は,入力したご自分のメールアドレスを確認してください.それでも受領メールが届かない場合,または,UMIN登録後メールアドレスを変更した場合は,メール(jsrt-mt@medical-tribune.co.jp)にて必ずご連絡ください.
(14) CyPosに登録された展示資料は全て保存されます.
(15) 表彰の選考は,CyPos登録されたデータを用いて行います.なお,受賞演題はホームページに掲載いたします.
(16) 詳細は,ホームページ上の注意事項をご参照ください.

 

演題の採否,演題区分,発表形式,日時

(1) 応募演題の採否,演題区分,発表形式,日時の決定は,プログラム委員会を経て大会長に一任させていただきます.
(2) 演題採否通知書は日本放射線技術学会総会学術大会係から1月上旬に電子メールで通知します.
(3) 演題名,共同発表者などの変更について,プログラム委員会で決定された後は原則として認めません.
(4) 日時などの詳細は2月中旬に日本放射線技術学会ホームページに掲載します.

 

発表データの受付

(1) 口述発表で採択された演題は,発表用データを3月初旬から4月3日までにwebから事前受付をしていただきます.
(2) 口述発表の発表用データは事前受付が原則です.
(3) 発表前にプレビューセンターで発表用データの確認をしてください.念のため発表データのUSBストレージをご持参ください.
(4) プレビューセンターでの修正はできません.修正がある場合は,当日に再登録をしていただきます.

お問合せ先

オンライン演題登録のお問合せ
第68回日本放射線技術学会総会学術大会 オンライン演題登録担当 宛
E-mail jsrt-mt@medical-tribune.co.jp
参加登録等その他のお問合せ
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル7F
JRC内 日本放射線技術学会総会学術大会係
TEL 03-3518-6111  FAX 03-3518-6139  E-mail office@j-rc.org

CyPosについて

 CyPosは,電子ポスターによる発表形式です.PowerPointのファイルを来場者が学会場内でパソコンを操作して閲覧する形態です.今回から画面をリニューアルしました.学術大会のプログラム日程表からも演題を選択できるようになりましたので,視覚的にプログラムを把握しやすくなりました.従来通り,発表内容のカテゴリーや所属名,フリーワードからでも検索ができます.会場内の一部に無線LANを設置しますので,展示会場AのCyPos閲覧会場に出向かなくても,個人のパソコンから閲覧可能です.大いに個人のパソコンを活用してください.無線LANの設置場所は予稿集に掲載します.

 

第68回日本放射線技術学会総会学術大会 演題募集区分表

研究分野
演題区分
区分
番号
内  容 (例)
放射線技術概論
技術学概論
110
技術学総論,法規
教育
130-001
放射線技術教育,OJT
医療安全
130-002
リスクマネジメント,医療事故,マニュアル
放射線管理
X線被曝
621
X線防護,防護衣
X線管理
622
放射線管理,管理用装置器具
放射線計測・測定
800
計測技術,機器補助具
画像工学
画像評価
520
MTF,WS,NEQ,DQE,SNR
画像処理
530
CAD,CR,FPD,IP
画像表示
540
モニタ評価,LCD
視覚評価
550
ROC,一対比較法,連続確信度法
その他
590
X線検査
骨格系
241
頭蓋,脊柱,四肢,肋骨
骨格系以外
242
胸部,腹部,歯科
乳腺
244
乳房撮影
血管系
252
血管撮影,心臓カテーテル検査,IVR,DSA,CBCT
消化器系
253
non-vascular IVR,X線透視検査
その他
290
X線CT
画像
251-001
撮影技術,臨床技術
造影
251-002
造影効果,ダイナミック造影,副作用
心臓
251-003
冠動脈,心筋,心機能評価
被曝・管理
251-620
CT-AEC,性能評価
発生装置・関連器具
251-730
area detector,dual energyCT
計測
251-810
CTDI,NPS
超音波・骨塩定量
超音波
262
骨塩定量
882
磁気共鳴(MR)
画像・臨床
261-001
撮像技術,臨床技術,薬剤
機能描出
261-002
diffusion,perfusion,fMRI,ASL
安全管理
261-650
吸引,発熱,神経刺激,クエンチ,問診
装置・関連器具
750
コイル,シミング,装置開発
計測・性能評価・MRS
862
性能評価,MRS,アーチファクト
核医学
一般
310
核医学検査総論,体外計測,試料測定,検査薬剤,

臨床評価,画像評価,安全管理

SPECT