別表2 演題区分(大区分・中区分・小区分)

大区分 中区分 小区分 内容 区分 コード
診断分野 X線 撮影技術
画像評価
一般撮影,乳腺撮影,動態撮影等の単純X線領域における撮影条件,ポジショニング,画像評価についての臨床技術全般の検証や,FPDやCR等の画像処理や解析評価,システム構築にかかわる研究発表を対象とします 1Aa
画像工学 視覚評価・物理評価を用いた画質評価,新たなデバイス等の医用画像形成,画質評価法の開発,画像処理および解析に伴う評価方法の検討,機械学習・深層学習の開発および臨床評価等の技術や手法の向上. 1Ab
その他 上記に該当しないもの.ただし,医療情報,医療安全,放射線防護,放射線計測に直結する演題については,大区分の「基礎技術・他」から登録してください. 1Ax
透視 IVR 撮影技術
画像評価
X線透視装置やAngio-CTを含む血管撮影装置等を用いる検査,および血管・非血管IVRの臨床に関する撮影技術,画像評価・アーチファクト評価,線量の最適化,システム開発等に関する研究演題.
ex) アプリケーションの評価,画質改善,血管計測,各種アンケート調査,など
1Ba
画像工学 視覚評価・物理評価を用いた画質評価,新たなデバイス等の医用画像形成,画質評価法の開発,画像処理および解析に伴う評価方法の検討,機械学習・深層学習の開発および臨床評価等の技術や手法の向上. 1Bb
その他 上記に該当しないもの.ただし,医療情報,医療安全,放射線防護,放射線計測に直結する演題については,大区分の「基礎技術・他」から登録してください. 1Bx
CT 撮影技術
画像評価
基礎的・臨床的データを用いた撮像パラメータ評価,装置やソフトウェアの画像評価,線量の最適化に関する研究.臨床タスク等を想定した画像評価・アーチファクト評価を含む. ex) ~における撮像条件の最適化 ~再構成法による画質改善の評価 1Ca
画像工学 画質評価法の開発や比較,画像処理および解析に伴う評価方法の検討,機械学習・深層学習の開発および臨床評価等の技術や手法の向上. 1Cb
その他 上記に該当しないもの.ただし,医療情報,医療安全,放射線防護,放射線計測に直結する演題については,大区分の「基礎技術・他」から登録してください. 1Cx
MR 撮像技術
画像評価
基礎的・臨床的データを用いたシーケンスやMR撮像パラメータ評価,ファントムの研究やその評価,MR装置やソフトウェアの画像評価,アーチファクトに関する研究.MRI安全性に関する研究.
ex) ~における撮像条件の最適化 ~シーケンスを用いたアーチファクト低減に関する研究
1Da
画像工学 画質評価法の開発や比較,画像処理および解析に伴う評価方法の検討,機械学習・深層学習の開発および臨床評価等の技術や手法の向上. 1Db
その他 上記に該当しないもの.ただし,医療情報,医療安全,放射線防護,放射線計測に直結する演題については,大区分の「基礎技術・他」から登録してください. 1Dx
超音波
骨塩
超音波の走査技術,機能計測,評価方法などの開発,新技術や疾患の新たな知見に関するエビデンス構築の検討.
骨塩(骨密度)に関する撮影技術,解析・評価方法(骨強度・骨質など)のエビデンス構築の検討.骨塩(骨密度)に関連する因子(骨棘形成,椎間板変性など)の検討.
1En
核医学分野 Planar/SPECT 撮像技術
画像処理
収集条件や各種補正,画像再構成法,フィルタ処理,定量解析法など,撮像から画像処理に至る内容全般. 2Fh
画像工学 画像処理および解析に伴う評価方法,機械学習や深層学習,AIを用いた研究など画像工学技術に関する内容全般. 2Fb
性能評価 QA/QC 装置や関連機器の性能評価,装置や関連機器,ソフトウェア,放射性医薬品の品質管理および品質保証に関する内容全般. 2Fc
その他 上記に該当しないもの.ただし,医療情報,医療安全,放射線防護,放射線計測に直結する演題については,大区分の「基礎技術・他」から登録してください. 2Fx
PET 撮像技術
画像処理
収集条件や各種補正,画像再構成法,フィルタ処理,定量解析法など,撮像から画像処理に至る内容全般. 2Gh
画像工学 画像処理および解析に伴う評価方法,機械学習や深層学習,AIを用いた研究など画像工学技術に関する内容全般. 2Gb
性能評価
QA/QC
装置や関連機器の性能評価,装置や関連機器,ソフトウェア,放射性医薬品の品質管理および品質保証に関する内容全般. 2Gc
その他 上記に該当しないもの.ただし,医療情報,医療安全,放射線防護,放射線計測に直結する演題については,大区分の「基礎技術・他」から登録してください. 2Gx
核医学治療 ドシメトリや治療効果判定,セラノスティクス,撮像技術,画像工学など核医学治療に関する内容全般. 2Hn
治療分野 光子線
電子線
治療
照射技術 治療装置,照射方法・技術,患者固定具,患者位置精度等に関する開発および評価(基礎,臨床). 3Jd
治療計画 治療計画に関連した計画法,計画の評価法,新しい治療計画プログラムやアルゴリズム等に関する開発および評価.治療におけるCT,MRI,超音波装置等の画像や新しいデバイス等の開発および評価. 3Je
線量評価 治療に関連した基礎的または臨床的な線量評価.線量計測法,線量評価法や線量計測に関係するデバイスの開発および評価. 3Jf
QA・QC 治療装置,治療計画装置,治療に用いられるCTやMRI等に関する品質管理・品質保証.治療に関連した種々の機器および器具の品質管理・品質保証. 3Jg
その他 上記に該当しないもの.ただし,医療情報,医療安全,放射線防護,放射線計測に直結する演題については,大区分の「基礎技術・他」から登録してください. 3Jx
粒子線治療 照射技術 治療装置,照射方法・技術,患者固定具,患者位置精度等に関する開発および評価(基礎,臨床).粒子加速システム等の開発及び評価. 3Kd
治療計画 治療計画に関連した計画法,計画の評価法,新しい治療計画プログラムやアルゴリズム等に関する開発および評価.治療おけるCT,MRI,超音波装置等の画像や新しいデバイス等の開発および評価. 3Ke
線量評価 治療に関連した基礎的または臨床的な線量評価.線量計測法,線量評価法や線量計測に関係するデバイスの開発および評価. 3Kf
QA・QC 治療装置,治療計画装置,治療に用いられるCTやMRI等に関する品質管理・品質保証.治療に関連した種々の機器および器具の品質管理・品質保証. 3Kg
その他 上記に該当しないもの.ただし,医療情報,医療安全,放射線防護,放射線計測に直結する演題については,大区分の「基礎技術・他」から登録してください. 3Kx
小線源治療 照射技術 治療装置,照射方法・技術,照射精度等に関する開発および評価(基礎,臨床). 3Ld
治療計画 治療計画に関連した計画法,計画の評価法,新しい治療計画プログラムやアルゴリズム等に関する開発および評価.治療おけるCT,MRI,超音波装置等の画像や新しいデバイス等の開発および評価. 3Le
線量評価 治療に関連した基礎的または臨床的な線量評価.線量計測法,線量評価法や線量計測に関係するデバイスの開発および評価. 3Lf
QA・QC 治療装置,治療計画装置,治療に用いられるCTやMRI等に関する品質管理・品質保証.治療に関連した種々の機器および器具の品質管理・品質保証.小線源治療に用いられる線源の管理. 3Lg
その他 上記に該当しないもの.ただし,医療情報,医療安全,放射線防護,放射線計測に直結する演題については,大区分の「基礎技術・他」から登録してください. 3Lx
基礎技術 他 医療情報 医療情報システム構築・運用に関する研究をはじめ,情報を用いた業務分析や医療経営・経済,深層学習,自然言語処理に関する研究など,医療情報の観点で議論する研究演題.
ex) 情報・線量管理システムの構築・運用,JJ1017コード/DICOM等の標準規格を用いた研究,業務の効率性評価に関する研究,テキストマイニングに関する研究,大規模言語モデルの評価,など
4Mn
医療安全 モダリティに関わらず,医療安全に関する演題はこの区分に登録してください. 4Nn
放射線防護 放射線防護および放射線安全管理を主とした研究演題. ex)術者・患者・介助者の被ばく線量,防護具・防護手法に関する研究,シミュレーションによる被ばく線量評価,線量管理システム,放射線防護教育,被ばく線量調査研究,など
臨床技術を主とする場合は,該当するモダリティの小区分「その他」を選択してください.
4On
放射線計測 放射線計測に関する新たな計測法や技術開発,新型の放射線・放射能測定器や関連機器に関する研究,既存の計測方法や技術の改良や最適化に関する研究,計測精度と信頼性の評価と検証,被ばく線量測定方法とその分析に関する研究,など
臨床技術を主とする場合は,該当するモダリティの小区分「その他」を選択してください.
4Pn
教育 モダリティに関わらず,卒前(専門学校・学部・大学院),卒後(生涯教育),職員研修に関する演題はこの区分に登録してください. 4Qn
前臨床 細胞実験,動物実験,臨床適応前の装置開発等,シーズ的な研究に関してはこの区分に登録してください. 4Rn
上記に該当しないもの.また,全区分を確認し,どの区分に登録して良いか判断できない場合は,ひとまず,この区分に登録してください. 4Sn
症例報告 X線
  • 主たる内容は症例提示とその症例に関する詳細な報告とする
  • 倫理審査委員会の承認は問わない
  • 施設のルールに従って所属機関の長の許可が必要
  • タイトルは「〇〇に関する症例報告」や「〇〇の一例」など症例報告であることを明確にする
  • 複数例をまとめて解析して新たな知見を導く場合は症例報告として認めない
  • 医療の⼀環ではなく研究⽬的で取得された症例を報告する場合は症例報告として認めない

詳細は「研究倫理規程ガイダンス」を参照
5A
透視
IVR
5B
CT 5C
MR 5D
超音波
骨塩
5E
核医学 5F
放射線治療 5J
5S