2021年07月26日up 学会雑誌 第77巻8号掲載

[お知らせ]第78回日本放射線技術学会総会学術大会の概要と演題募集について

大会長 白石 順二、 第78回総会学術大会実行委員会

 2022年4月にパシフィコ横浜で開催する第78回日本放射線技術学会総会学術大会の演題募集についてご案内します.大会テーマは「未来への潮流と変革 Radiology-A key for the paradigm shift」です.新型コロナウイルスの影響がどのように残っているのか,現時点では何とも言えませんが,第77回大会と同様に,パシフィコ横浜での現地開催とWeb方式のハイブリッド開催を行います.横浜にご参集いただける皆様にも,リモートでご参加される皆様にも,放射線診療の新しい時代へ向けた大きな流れをいち早く感じていただける学会にしたいと考えていますので,どうぞご期待ください.  本学会総会学術大会においては,発表スライド(CyPosを含めて)は全面英語化となっています.また,発表言語は日本語または英語としますが,英語による発表は,日本医学物理学会との合同による国際会議(正式名称未定)の場に限定し,質疑も含め英語で発表していただきます.それ以外のセッションでは,英語スライドで日本語による発表とします.英語発表につきましては,日本がイニシアチブをとる放射線技術学の学問領域に関する会員の優秀な発表を世界に発信するための手段と考えいただき,英語が不慣れな方も自己研鑽を兼ねて,ぜひ挑戦していただければと考えています.今回は英語発表者だけを対象とした賞を新たに設定しています.発表言語には関係なく,会員の皆様の斬新で世の中の役に立つ演題の多数の応募をお待ちしています.  なお,今後の新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえて,もし,演題が採択された方で,感染拡大防止策により現地で発表できなくなった場合は救済策を考えていますので,安心して演題をご応募ください.

1.開催期日 2022年4月14日(木) ~ 4月17日(日)
       
2.会場 パシフィコ横浜 会議センター他
  〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1  TEL 045-221-2155
       
3.演題登録期間 2021年9月1日(水)正午 ~ 2021年10月29日(金)正午
 

演題申込は締め切りました。
多数の応募をありがとうございました。

4.演題応募方法 オンライン登録です.
登録ボタンは本ページの最下部に設置します.
※演題を登録される方は,事前に必ず,会員システム「RacNe(ラクネ)」にログインして所属,連絡先,メールアドレス等の必要事項を登録・確認してください.非会員の方も上記アドレスで「学会に入会せずサイトを利用したい方」を選択のうえ,システムユーザ登録をお願いします.第78回総会学術大会の運用データ管理システムは,RacNeとリンクして,演題発表者の氏名,所属,連絡先住所等を確認する仕組みになっています.
5.参加登録費  
 
正会員 15,000円(不課税)※1
非会員 30,000円(予定)(税込み)
学生会員  1,000円(不課税)(学生証提示,社会人院生除く)
学生非会員  1,000円(税込み)(学生証提示,社会人院生除く)
   
  ※2021年度分までの会費が未納の場合は,非会員扱いとしての参加登録30,000円(予定)が必要となりますのでご注意ください.なお2022年度から入会希望の方は,当日,会場での新入会員申込み受付は行っておりませんので,事前に学会ホームページで入会手続きをお願いします.
  ※1「正会員」区分での参加登録費を希望される,現在時点で「非会員・正会員入会手続き中・春大会開催期間前(2022年3月)卒業予定の学生会員」の方は所定の期日までに「正会員入会申込」および「会費納入」が必要です.詳細は大会ホームページをご覧ください(2022年1月頃に広報予定).

 

6. 発表形式・区分
    発表形式は日本語または英語の口述発表のみとなります.また,日本語による口述発表の応募区分は,一般演題とテーマ演題に分かれています.演題応募時に英語・日本語,テーマ演題・一般演題の希望を選択することができます.ただし,最終的な演題採択と発表形式の決定はプログラム委員会が行い,演題登録者による発表形式および区分の指定はできません.なお,英語の演題登録画面は海外からの演題応募専用ですので,国内の会員の皆様は,英語発表の希望であっても日本語の演題登録画面より登録してください.
    すべての発表区分において,口述発表用とは別の電子ポスター(CyPos)を登録していただきます.CyPosも口述発表用のスライドと同様に英語表記のみとなります.ただし,CyPosにはノート欄がありますので,会員が研究内容を理解しやすいように日本語でも説明を記載していただくことができますので,ご活用ください.
    また第78回総会学術大会では,口述発表時に「発表者用メモ表示」(ノート欄のテキスト情報を演台画面上に表示)が使用できます.なお,新型コロナウイルスの感染予防対策等のために第78回総会学術大会がWeb開催になった場合,すべてWeb発表となり,Web発表への移行を理由とする演題の取り下げは不可となりますことをご了承ください.
     
  口述発表(一般):
    発表時間7分,討論3分です.演題採択決定者は,最初にCyPosを英語で作成して登録し,後日指定された期間内に口述発表用の英語スライドも登録してください.CyPos(英語)および口述発表用スライド(英語)の両方の登録が必要です.
     
  口述発表(テーマ演題):
    募集するテーマは「脳」,「シミュレーション解析」,「放射線技術学におけるAI応用」とし,発表時間10分,討論5分です.ただし,テーマ演題として応募しても(一般)の発表区分で採択される場合があります.CyPosを英語で作成して登録し,後日指定された期間内に口述発表用の英語スライドも登録してください.CyPos(英語)および口述発表用スライド(英語)の両方の登録が必要です.
     
  英語口述発表:
    発表時間7分,討論3分です.演題応募時の抄録,CyPos,口述発表用スライドともに英語です.口述発表と同様にCyPos登録と口述発表用スライドの登録を行います.口述発表も英語です.本大会より,口述発表,質疑応答ともに英語で行う国際会議(正式名称未定)を設けますので,英語での発表を希望された方で,演題が採択された場合には,こちらでの発表となります.ただし,プログラム委員会の判断で日本語による口述発表となる場合もありますのでご了承ください.
     
  モニタ発表:
    指定日時にモニタ発表会場において,登録したCyPosデータが表示されたモニタを使って,来訪者からの質疑応答を行います.1演題につき30分間割り当てます.会場内には3~4台の発表用モニタを設置する予定です.各演者は指定されたモニタを使って,単なる発表ではなく来訪者からの質問に答えるとともに討論をしていただきます.CyPosはすべて英語で作成してください.口述発表用スライドは登録する必要がありません.

【発表までの流れ】(クリックで拡大できます)

7. 演題募集について
  1)演題応募資格
    応募者(演者)は本学会の会員・非会員を問いませんが,JRC2022において,第78回総会学術大会(JSRT)に参加登録(Web開催も含む)される方に限ります.他の学会(JRS,JSMP)でのみJRC2022に参加登録された場合,第78回総会学術大会(JSRT)での演題発表は取り消しとなりますので十分にご注意ください.
     
  2)共同研究者
    応募時に登録・抄録掲載できる共同研究者は6名以内とします.なお,発表時はこの限りではありません.共同研究者は,演者が何らかの都合で発表できない場合に代わりに発表していただきます.
    *注意:いずれの方も発表しない事態や演題取り下げをされた場合,またCyPos用スライドを期日内に登録しなかった場合は,演題は受賞対象にならないばかりでなく,共同研究者の方も含めて今後の演題採択等にペナルティを科す場合があります.
     
  3)抄録(アブストラクト)
    CyPos,発表用スライドはすべて英語となりますが,日本語口述発表を希望する場合は,演題登録時の抄録は日本語で結構です.ただし,タイトル,所属,演者名,共同研究者名の記載は日本語と英語の両方の記載が必要です.
    抄録は図表を使用せずに作成し,少なくとも【目的】【方法】【結果】(英語の場合,[Purpose][Methods][Results])の見出しと内容を必ず含み,800字以内(英語では320語以内)でわかりやすく記述してください.また,新規性は日本語300字以内で記載してください.なお,抄録,新規性には,所属施設や部署名,発表者個人が特定できる名称等を記述しないでください.
    採択されたアブストラクトのタイトル,所属,演者名,共同研究者名,本文は,そのまま予稿集に掲載されます.演題募集締め切り日以降は原則として登録内容の変更ができませんので,登録受付期間内に十分にチェックしてください.英語タイトルおよび日本語タイトル内の英語はキャピタライゼーションルール*に従ってください.サブタイトルがある場合はメインタイトルの後に半角コロンと半角スペースを入れてからキャピタライゼーションルールに従って記載してください(下記の例参照).なお略語はすべて大文字です.
    *キャピタライゼーションルール:基本的には各単語の先頭だけを大文字にするが,冠詞,等位接続詞,前置詞,不定詞のtoはすべて小文字にする.
    例 Experimental Design and Data Analysis in ROC Studies: Lessons Learned from Reports in Radiology from 1997 to 2006
     
  4)応募演題の倫理承認について【重要】
    本学会における研究発表は,あらゆる場合において,患者やボランティア等の研究対象者の生命,健康,プライバシーおよび尊厳が守られていなければなりません.そのため,演題応募時には以下に示す「応募演題の倫理に関する質問」に正しく回答していただく必要があります.演題応募者は,本学会の倫理規程および倫理規程の適切な取り扱いのためのガイドライン(以下,倫理規程ガイドライン)[ https://www.jsrt.or.jp/data/about/regulations/] を十分に熟読のうえ,応募演題に必要な倫理的対応について理解し,必要に応じて当該施設の倫理審査委員会で事前に承認を得てください.特に研究対象者(患者またはボランティア)の臨床データ(画像データ,検査結果,診断名,個人情報を含む)を用いた研究,観察者実験(視覚評価),またはアンケート調査が含まれる研究の場合には,ほとんどの場合において倫理承認が必要となりますので十分にご注意ください.
    倫理承認が必要である演題が応募時に倫理承認を得ていない(申請中を含む)場合は,事前審査で不採択となります.このような不採択を防ぐため,今回から,倫理承認を得ていない演題を応募される方については,本学会の倫理規程に関する動画の視聴が義務付けられていますので,ご了承ください.また,当該施設で倫理承認を受けている場合であっても,倫理的観点から明らかに倫理に反すると判断される場合は,不採択となることをご了承ください.なお,当該研究についての倫理承認番号等は,演題申し込み時には記載する必要がありませんが,倫理審査の段階で確認が必要と認められた場合は,倫理審査申請書と共に提出していただく場合があります.また,審査免除または審査不要と判断された場合は,必ず口頭ではなく,自施設の倫理審査委員会からの書面またはその旨を伝えてきたメールを保管しておいてください.
     
  倫理申告ガイドの視聴について
   

演題登録の前に,あらかじめ,eラーニング内の倫理申告ガイドにより応募予定の研究の申告カテゴリをご確認ください.設問Bで“承認を得ていない”を選択される方は,動画の視聴が必須です.動画内で表示されるパスワードを記録し,演題登録時に入力してください.

倫理申告ガイド
https://jsrt.tv/ethics/entrance/

 
【応募演題の倫理に関する質問】
設問A:
  応募演題における研究では,研究対象者(患者またはボランティア)に対し,研究を目的とした侵襲的な行為(放射線被ばく,肉体的・精神的苦痛を伴う行為,薬剤等の投与)を行っていますか.なお,MRIのボランティアによるスキャンを含む研究は“軽微な侵襲”のため,2を選択してください.
  1: 侵襲的な行為は一切行っていない.→ 設問(B)へ
  2: 侵襲的な行為を行っている.→ 設問(E)へ
     
設問B:応募演題における研究に関して,当該施設において倫理承認を得ましたか.
  1: 承認を得た.→ 設問(C)へ
  2: 承認を得ていない.→ 倫理申告ガイドの動画を視聴後,設問(D)へ
  3: 当該施設の倫理審査委員会に承認申請したが,審査免除(または審査不要)と判断された.
     
設問C:倫理承認の種別についてお答えください.
  1: 当該施設の倫理審査委員会で承認を得た.
  2: 当該施設に倫理審査委員会が存在しないので,同等の役割を持つ責任者あるいは施設長から,承認を得た.
  3:             )
     
設問D:応募演題が当該施設において倫理承認を得ていない理由についてお答えください.
  1: 応募演題は,本学会倫理規程ガイドラインにおいて区分される技術研究に該当し,観察者実験も本研究に含まれていない.
  2: 応募演題は,本学会倫理規程ガイドラインにおいて区分される技術研究に該当する.また,観察者実験が本研究に含まれるが,実験データを利用し研究発表を行うことに関して観察者全員から事前にインフォームド・コンセントを得ている.さらに,発表に際しては観察者の個人名が特定できないように配慮する予定である.
  3: 動物実験なので,施設の動物実験規則に基づき実施した.
  4: その他(            ) 
設問E:
  本学会では,研究者および研究機関(以下,研究者)は,許容範囲を超える放射線被ばくを与える行為,苦痛の範囲が社会的な許容範囲を超える肉体的・精神的苦痛を伴う行為,および医学的妥当性が認められない不必要な薬剤投与等の侵襲的な行為を行ってはならないとしています.なお,許容範囲などについては,臨床研究法・各倫理指針などに基づく各施設などにおける倫理審査委員会で判断するものとしますが,この判断が学会の観点(ICRP Publication 62などを参考)から正当な理由のもとに問題があると考えられる場合には,不採択となる場合があります.なお,研究対象者に対し侵襲的な行為を伴う場合は,倫理承認の有無と,以下の3項目のそれぞれについて記載してください.
  1)医学的妥当性:医学の発展にとって,その研究が必要であることの妥当性
  2)方法的特殊性:研究対象者に対する侵襲的な行為以外に選択肢がない
  3)正確なインフォームド・コンセントの取得:侵襲行為に関わる被ばく線量や生物学的影響等の正確なデータを提示したうえで,研究対象者から得られたものに限る
  1: 倫理承認の有無(            )
  2: 医学的妥当性:医学の発展にとって,その研究が必要であることの妥当性(       )
  3: 方法的特殊性:研究対象者に対する侵襲的な行為以外に選択肢がない
(                                                      )
  4: インフォームド・コンセントの内容:侵襲行為に関わる被ばく線量や生物学的影響等の正確なデータを提示した上で,研究対象者から得られたものに限る
(                                )
設問F:
  本学会では,「本学会が発行する印刷物および電子出版物について,既発表の論文,または他の学術雑誌に投稿中の論文と本質的に同じ論文を投稿する行為」を二重投稿と定義しており,投稿された論文と同一の著者または少なくとも1名の著者が同じで,内容が同一または極めて類似した内容の論文が既に発表されている場合には,本質的に同じ論文と見なします.そして,既発表の論文または他学術大会での既発表を,本学会の学術大会等へ演題応募する場合も二重投稿と見なします.ただし,特例として二重投稿と見なされる場合であっても有益な情報が含まれている等,審査において認められる場合は,その事実を演題応募時および発表時に申告した場合においては,許容される二重投稿として取り扱います.なお,本学会は二重投稿を推奨するものではなく,安易な二重投稿は業績の水増しになることに留意してください.以上の点を留意の上,以下に示す二重投稿の有無についてお答えください.
  1: 応募演題は,上記の二重投稿に該当しないことを確認して応募します. 
  2: 応募演題は,上記の二重投稿に該当しますが,既発表の種別について以下に申請の上,応募します.
    A. 既発表の種別(複数選択可):□論文 □学会発表(本学会) □学会発表(他学会)
    B. 既発表のタイトル,雑誌名・学会名,発表年[論文の場合は,巻,号,頁等](       )
     
5)利益相反(Conflict of Interest)の申告について
    発表する研究に関連して,企業等からの補助や援助を受けている場合(過去1年間に10万円相当以上),または,応募演題に関係する企業の被雇用者が共同研究者に含まれる場合は,その事実を開示する義務があります.演題応募時は利益相反の有無に関する質問に必ずお答えください.詳細は,本学会倫理規程および研究の倫理審査における倫理規程の運用内規をご覧ください.
    本件は2008年3月に厚生労働省が示した指針(厚生労働科学研究における利益相反(Conflict of Interest:COI)の管理に関する指針)に従い,本学会においても研究の公正性,信頼性を確保するために利害関係が想定される企業等との関わり(利益相反)について適正に対応することを念頭においています.
    利益相反の公開方法は,電子ポスターおよび口述発表用スライドの2枚目(1枚目はタイトル,施設名等)にスライドを挿入することとします.必要に応じて,下記に示すサンプルスライドをダウンロードしてご利用ください.
    利益相反の公開が不必要な演題 利益相反の公開が必要な演題
    PowerPoint format(*.pptx)
   
     
6)研究助成金などの公開について
    研究助成金などの公開公的機関(科研費等)や各種の研究助成金(金額は問いません)などは利益相反の申告事項には含まれませんが,助成がある場合には,発表時に公開することを推奨します.
7)演題審査
    以下のような場合は応募演題が不採択となりますので,ご注意ください.審査に関する詳細は,研究の倫理審査における倫理規程の運用内規(https://www.jsrt.or.jp/data/about/regulations/)をご覧ください.
   
  1. 倫理規程に反している場合
  2. アブストラクトに【目的】【方法】【結果】(英語の場合,[Purpose][Methods][Results])の見出しと内容が含まれていない場合
  3. アブストラクトの内容が審査員に解読できない場合
  4. 新規性が極めて低い場合
  5. 二重投稿とみなされる場合で,二重投稿であることの申請がされていない場合,もしくは,申請されていても,有益な情報が含まれていないとプログラム委員会で判断された場合
8)演題応募方法
    第78回総会学術大会ではUMIN演題登録システムを使用します.学会ウェブサイトにアクセスし,“総会学術大会”の「演題の新規登録,確認・修正はこちら」からお入りください.
  (1) 登録をはじめる前に「予稿原稿」をテキスト形式にて作成し,デスクトップ上などに保存しておいてください.
  (2) 予稿原稿の日本語タイトルは52字以内(英語タイトルは30語以内),アブストラクトの本文(「目的」以降)は800字以内(英語では320語以内)です.英語口述発表を希望する場合,タイトルは英語だけで結構です.共同研究者の字数制限はありませんが,登録可能人数は6名以内です.また,所属機関は複数を選択できます.
  (3) 「口述発表(テーマ演題)」での発表を希望する場合は,応募時に “テーマ演題「脳」希望”,“テーマ演題「シミュレーション解析」希望” または “テーマ演題「放射線技術学へのAI応用」希望” のいずれかを選択してください.ただし,テーマ演題として応募しても他の発表区分で採択される場合があります. 
  (4) 英語での口述発表を希望する場合は“英語発表希望”,日本語での口述発表を希望する場合は“日本語発表希望”を選択してください.ただし,“英語発表希望”を選択した場合においても,演題採択と英語口述発表が確約されるわけではありません.
  (5) 研究分野を演題募集区分表(別表1)から選択してください.別表1内の“区分”については別表2を参照ください.
  (6) 演題登録用ウェブサイトはFirefox,Google Chrome,Microsoft Edge,Safariで動作確認を行っており,それぞれ最新バージョンの使用を前提としています.ウェブサイトから演題登録ができなかった場合も特別な配慮はありませんのでご注意ください.
   
  Firefox Google Chrome Microsoft Edge Safari
Windows
Mac
  (7) セキュリティの面から,暗号通信をご利用することをお勧めします.操作は暗号通信のボタン操作で簡便に行えます.
  (8) 一度登録されると演題登録番号が自動的に発行されます.演題登録番号と設定したパスワードにより登録受付期間内に何回でも修正が可能です.ただし,演題登録時に割り振られる登録番号とパスワードは登録者自身で管理いただくものであり,万一お忘れになりますと,抄録の変更やお問い合わせができなくなりますので,必ず登録番号とパスワードを控えてください.
  (9) 登録した氏名,所属,タイトル,アブストラクトなどはそのまま予稿集原稿となります.十分にチェックしてください.
  (10) 演題受領書は登録時,修正時,その都度電子メールにて自動的に返信されます.登録するメールアドレスは,必ずご自身が会員システム『RacNe(ラクネ)』に登録しているアドレスを記入してください(他人,共同演者や指導教員等のメールアドレス等は使用禁止).受領通知メールが届かない場合は,入力した自分のメールアドレスを確認してください.それでも受領メールが届かない場合,または,UMIN登録後メールアドレスを変更した場合は,メール(jsrt@info.email.ne.jp)にて必ずご連絡ください.
  (11) 表彰については,正会員による口述発表を対象として,CyPos登録されたスライドにより審査を行う,President Award,Gold Award,Silver Award,Bronze Awardの各賞と,英語口述発表者を対象としたBrilliant Award,学生会員による口述発表を対象としたNext Generation Awardを選考する予定です.また,閉会式で各賞の表彰を執り行います.受賞演題は,学会終了後に学会誌および学会ウェブサイトに掲載します.
  (12) 演題応募の詳細については,ウェブサイト上の注意事項をご参照ください.
     
    — 演題名に関する注意事項 —-
   
  1. 会社名や商品名,商標名を使用することはできません.
  2.  一般的でない略語は,使用することはできません.
  3. 第一報,第二報,その1,その2などの表現は認めていません.内容に応じたタイトルまたはサブタイトルをつけてください.
  4. 用いる用語は,日本放射線技術学会用語集などを参考にしてご記載ください.
  5. 核種の質量数は,<sup>99m</sup>Tc または Tc-99mと書いてください.
  6. 不適切な用語であるとプログラム委員会が判断した場合は,予告なしに改変する場合がありますのでご了承ください.
8.演題の採否,演題区分(別表1),発表形式区分,発表日時,大会プログラム
   
  1. 応募演題の採否,演題区分,発表形式区分,発表日時の決定は,プログラム委員会を経て大会長に一任させていただきます.
  2. 演題の採否は2021年12月下旬頃に,発表日時,発表形式等の詳細は2022年1月中旬に,それぞれ電子メール(オンライン登録に使用したメールアドレス)にて通知します.
  3. タイトル,共同研究者などの変更について,プログラム委員会で採択された後は原則として認めません.
  4. 大会プログラムなどの詳細は2022年3月中旬に学会ウェブサイトに掲載します.なお,大会予稿集の電子版(PDF)は会員のみ閲覧いただけます.
9.参加登録について
   
  1. 参加登録はすべて,オンライン登録です(クレジットカード利用のみ対応).
  2. 2021年度の会費未納者は非会員扱いになります.
  3. 参加登録時の申告に不正があった場合,処分を科す場合があります.
    例)大会開催期間前(2022年3月)に卒業された方は,演題申し込み時に学生会員であっても,学生会員での参加登録・発表はできません.この場合は所定の期日までに正会員に移行すると共に正会員での参加登録をお願いします.(5.参加登録費 ※1をご参照ください.)
10.特許法第30条について
    本学会は特許法第30条に関わる指定学術団体となっています.詳細は特許庁ウェブサイトを参照ください.URL https://www.jpo.go.jp/index.html
     
注意事項とお知らせ
  1. 演者が発表できないときには,必ず共同研究者が代わりに発表してください.
  2. 応募演題の倫理承認について,再度確認してください.
  3. すべての演者に利益相反の開示が義務づけられています.
  4. すべての発表区分で,CyPos用スライドの事前登録が必須です.
  5. 口述発表で採択された演題は,口述発表用スライドの事前登録が必須です.
  6. CyPos・口述発表用スライドともに指定された期間中に登録してください.
  7. CyPos・口述発表用スライドともに登録方法の詳細を学会誌第77巻12号で再度お知らせします.
  8. CyPos・口述発表用スライドはすべて英語表記です.よくある質問のQ6,Q7を参照してください.
  9. 英語による発表を歓迎します.
  10. 英語サイトからの演題応募は海外の方のみで,国内の演者で英語口述発表を希望される場合は,日本語サイトから応募してください.
  11. 『いいねボタン』については,よくある質問のQ2をご覧ください.
  12. 各種登録期間は次のとおりです.
 
開始日
終了日
演題登録の期間 2021年9月1日(水)正午 2021年10月29日(金)正午
演題採択者のCyPos登録 2022年3月1日(火)正午 2022年3月29日(火)正午
口述発表用スライドの
事前登録
2022年3月1日(火)正午 2022年4月5日(火)正午

 

お問い合わせ先

 JRC内 日本放射線技術学会総会学術大会係
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル7F
TEL 03-3518-6111  FAX 03-3518-6139  E-mail jsrt@info.email.ne.jp

 

よくある質問
Q1:  演題応募時に口述発表,モニタ発表の希望を選択できますか?
A1:  申し訳ありませんが,発表者自身では発表形式・区分は選択できません.発表形式はプログラム委員会による演題審査の結果で決まります.
   
Q2:  『いいねボタン』とは何ですか?
A2:  CyPos(電子ポスター)の評価を閲覧者が行うシステムです.閲覧していて優秀と思われるCyPosがありましたら,ぜひ『いいねボタン』をクリックして投票してください.得票数の多かった上位演題につきましては,大会終了後,学会誌にて発表します.
   
Q3:  口述発表用スライドとCyPos用スライドを作成するうえで何か違いはありますか?
A3:  第78回総会学術大会より,口述発表用スライドとCyPos用スライドのスライド本体部分は共通になります.作成する上での両者の違いは,ノート欄に記載する内容で,口述発表用スライドの場合は,発表時に発表者が参照できる内容(例えば発表原稿や,覚書など)を,CyPos用スライドの場合は,CyPosをご覧になる会員向けの詳しい説明文を記載します.(Q4,Q7も参照してください).
   
Q4:  英語のスライドでは,内容がうまく伝わるかどうか心配です.
A4:  PowerPointでスライドの下に表示されるノート欄に日本語で説明を追加してください.CyPosで閲覧できます.
   
Q5:  英語でスライドを作成するコツはありますか?
A5:  各スライドには中身がわかる的確なタイトルをつけ,その下にキーワードに絞った短い語句でまとめるのがコツです.伝えたい日本語の文章をそのまま翻訳するのはよくありません.また,フォントやサイズはせいぜい2種類とし,各スライドのタイトルは少し大きめのフォントサイズ(28から36ポイント)で2行以内に収め,タイトルから下には,少し小さめのフォントサイズ(24から28ポイント)で,1スライドあたり多くても8行程度のシンプルなスライドに仕上げてください.英語のスライドでも日本語のスライド作成と基本は変わりませんので,寄稿「より良い学会発表をするために」も参照してください.
   
Q6:  英語のスライドで使うフォントのお勧めはありますか?
A6: フォントの種類は統一してください.Meiryo UI,Helvetica,Arialなどがお勧めです.
   
Q7:  英語での発表に自信がないのですが,発表者ツールを使うことはできますか?
A7:  第78回総会学術大会では,口述発表時に発表者ツールに近い機能(発表者用メモ表示)を使用することができます.会場では,演台モニタにスライド部分と併せてノート欄のテキスト情報が表示されますので,口述発表用スライドを作成する際に,ノート欄に発表時に参照したい情報を入力しておいてください.スライドの操作はすべて付属のマウスで行ってください.キーボードではアニメーションが再生されないことがあります.
   
Q8:  登録したCyPos用スライドを登録期間終了後に,差し替えることはできますか?
A8:  登録していただいたCyPosを利用して受賞候補などを選考するため,登録期間終了後の差し替えはできません.
   
  別表1 第78回日本放射線技術学会総会学術大会 演題募集区分表
 
  選択の例
 
   
 
区 分 主な研究内容
防 護 医療における放射線安全管理を考え,放射線被ばくに係わる調査,コメント・声明の発信,ガイドラインの作成,被ばくに関する研究を行う.
計 測 研究の基礎をなす「計測」について研究し,X線診断・放射線治療・核医学・放射線管理・MRI・超音波などにも共通した多くの基礎的問題を抱えている.この問題を解決するとともに放射線技術学領域を中心とした計測学の研究促進をはかる.
画 像 医用画像形成全般,画質評価,画像処理および解析,コンピュータ支援診断(CAD)の開発および臨床評価等の技術や手法の向上と臨床応用.すべてのモダリティの医用画像が研究対象.
撮 影 一般撮影から血管撮影,消化管撮影,CT検査,MR検査,超音波検査,骨密度検査と多岐にわたり,エビデンスに基づいた技術を医療に提供できるように,環境を整備し情報を共有するとともに,最先端の研究を推進する.扱う領域は臨床に直結した放射線技術学であり,新しいエビデンスを構築するための研究を行う.
核医学 放射線技術学だけでなく医学,薬学,理工学などとの学際的な見地から,放射性医薬品ならびに核医学装置(SPECT,PETなど)の開発や評価を行う.また,核医学装置の撮像法,画像再構成法,補正法,定量解析法など核医学検査技術についてのエビデンスを構築する.さらに,核医学検査(RI内用療法を含む)に関する安全管理や医療安全など実務に直結する研究も行う.
放射線治療 放射線治療の臨床,放射線治療技術学,放射線計測学,品質保証・品質管理,放射線安全管理,放射線治療の医療安全などについて研究する分野である.がん治療に貢献する放射線治療全般に関する研究を含める.
医療情報 情報という観点から放射線技術学領域におけるすべての業務分析と安全・管理・評価,医療経営・経済の視点からの分析・統計の研究.医用画像領域における情報システムの開発と管理・評価法の研究.情報の安全な取扱いや法律,医療における標準化の取り組み,診療の現場から地域連携まで広い範囲を研究領域とする.

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