大会長挨拶

第50回日本放射線技術学会秋季学術大会
心 技 体 Ready to Go!“Next Stage”

大会長 飯田 紀世一

 
 

    第50回秋季学術大会は2022年10月7日(金)~9日(日)の会期にて東京都墨田区横網の国際ファッションセンター(KFC)にて開催(ハイブリッド開催)します.

    本来,第48回秋季学術大会として2020年10月に開催を予定しておりましたが,開催間近となったところコロナ蔓延により皆様の安全を第一に考え止む無く開催中止といたしました.ですがスキップすることなく東京での開催を実現しようと2年先延ばしして回数を新たに第50回として開催することになりました.大会テーマは「心 技 体 Ready to Go ! “Next Stage”」です.本学会は,放射線技術の発展に寄与することを主な目的としています.このために,放射線技術をより発展させるため研究を続けることが重要であり,我々はその技術を患者に提供することが使命です.研究により放射線技術をさらに高め患者に寄り添った安全安心な医療の提供が出来て,その研究・技術が実を結ぶことになります.研究・診療に取り組む心や患者を思いやる心,チーム医療といった組織体制,医療安全や線量管理,機器管理といった管理体制,そして技術を支える医療機器の進歩も必要不可欠であり,それらの上で技術の発展が成り立っています.まさに「心 技 体」の調和が重要で,それを持って新たな時代「Next Stage」を切り拓く.そのように考え大会ポスターは技を中心に心と体で支えるイメージでテーマデザインし,背景は気持ちを奮い立たせるような躍動感高揚感をイメージし,実行委員全員の大会への気持ちが詰まっています.皆様にその気持ちが伝わり「心 技 体」の調和と「Next Stage」への発展を考える機会になれば幸いです.

    魅力と誘惑に駆られる大会を目指し,鋭意準備を進めています.第50回秋季学術大会への皆様の多くの研究発表とご参加をお願いするとともに大会を通じて人的,知的ネットワークを広げていただければ嬉しい限りです.そして会場からは東京スカイツリー,両国国技館,大江戸博物館そして下町が望め,多くの飲食店が軒を並べており,開催のころにはコロナも収束して学会外でも楽しめるようになることを切に願うばかりです.2022年10月,東京両国でお会いするのを楽しみにしています.