福島第一原子力発電所の事故以降,放射線について多くの人が関心を持つようになり,医療現場においても患者からの医療被ばくに対する不安や質問を受ける機会が増えています.そのような中,医療放射線の専門家である診療放射線技師は被ばくの分類や形態,生体影響等の正確な知識,放射線防護の原則や方法を正しく理解し,患者の不安に応えられるコミュニケーション能力を養っていくことが求められています.
 放射線防護についての知識を整理しさらに最新の知見を取得する,また患者への対応方法を見つめなおし診療業務の質を向上させる目的で,放射線防護セミナーを開催します.

日時 平成26年6月22日(日) 10:00~16:00 (受付9:30~)
会場 広島大学 広仁会館 (広島市南区霞1- 3-1)
アクセスマップ】 、【キャンパスマップ
定員 50名  
参加費 会員 6,000円  非会員 12,000円
申込期間 平成26年4月25日(金)~ 6月14日(土)
申込方法 下記申し込みフォームよりお申し込みください.
http://my.formman.com/form/pc/BDkEneM1dGEUd4kZ/
参考テキスト 放射線医療技術学叢書(31)「図解放射線防護ミニマム基礎知識」
プログラム
10:00~10:10  開会挨拶
放射線防護分科会長 五十嵐隆元
10:10~10:50 講演①「放射線防護を考えるために必要な基礎知識」
セントメディカル・アソシエイツLLC /
国立病院機構 名古屋医療センター 広藤 喜章

10:50~11:30

講演②「放射線防護に関する関係法令・団体」
 
九州大学大学院 藤淵 俊王
11:30~12:10 講演③「放射線の人体影響」
 
千葉大学医学部附属病院 加藤 英幸
13:00~13:40 講演④「小児被ばくとその対策」
 
放射線医学総合研究所 島田 義也
13:40~14:20 講演⑤「被ばく相談に活かすリスクコミュニケーションの基礎知識」
 
浜松医科大学医学部附属病院 竹井 泰孝
14:30~15:50 グループディスカッション「患者からの被ばく相談に対する説明」
小グループにわかれて討議
   
担当:放射線防護分科会委員
15:50~16:00 閉会挨拶
中国・四国部会長 平田 吉春
問合先 九州大学大学院 医学研究院保健学部門 藤淵 俊王
E-mail fujibuch@hs.med.kyushu-u.ac.jp  TEL 092-642-6721
その他 本セミナーは日本救急撮影技師認定機構 認定ポイント対象セミナーです.本セミナーの受講により,2ポイントの認定ポイントが付与されます.
セミナー内容等の変更・詳細につきましては,日本放射線技術学会,放射線防護分科会,中国・四国部会各ホームページをご参照ください.
後援 広島Imaging技術研究会