胃がんのX線診断の基本は,肉眼所見を忠実に表現することと,胃がん診断に必要な所見を的確に拾い上げることです.実際の検査においては透視下で異常所見を確認した場合,適切な追加撮影により病変の存在を明らかにすることが求められます.そのためには正常とはどういうものか,標的とする病変がどういうものかを知る必要があります.
 第198回東京支部技術フォーラムは「上部消化管撮影に必要な基礎知識」をテーマとして講義を行います.最初の講義は上部消化管のX線解剖と病理の知識について,次の講義ではX線画像の読影の基本的な事柄について解説します.初心者の方をはじめ,もう一度基本的なことを学ぼうと思う方からベテランの方まで,大勢のご参加をお待ちしています.

日時 平成27年6月19日(金) 18:30~20:30 (18:00受付開始)
会場 東京医科大学病院 教育研究棟
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-7-1
参加費 会員 1,000円  非会員 2,000円
学生会員 無料  学生非会員 500円
事前申込 不要
プログラム テーマ「上部消化管撮影に必要な基礎知識」

1)18:30~19:20 X線解剖と病理について
東京都予防医学協会 佐藤 清二
2)19:30~20:30 読影の基礎  
東京都予防医学協会 富樫 聖子
問合先 公益社団法人 日本放射線技術学会東京支部 消化器撮影技術研究班
E-mail jsrt.tokyo.gi@gmail.com