平成21年8月2日(日)~8月9日(日)の日程で,スタンフォード大学での海外研修を行いましたので報告します.平成18年から開始された短期海外研修も今年で4回目となります.
全国から選任された20名の研修生が,世界屈指の医療・研究機関であるスタンフォード大学でMolecular Imaging,C-13 Hyper Polarized MRI などの講義,7T-MRI の実習,3D Lab,Molecular Imaging Lab 見学といった最先端の放射線医学を学んできました.また,米国の放射線診療体制にも触れ,米国放射線技師との交流から,日本の診療放射線技師について考え ることもできました.
研修生にとって,この研修の共同生活を通じて共に学び,志・友情の輪を広げたことは,本来の研修以上に大きな財産になったと思われます.そして,この貴 重な経験を今後の放射線診療や研究活動の向上に活かし,さらに世界に飛躍するきっかけにもして欲しいと切望します.
研修生の皆様には,「参加した目的と達成度について」,「アメリカの放射線診療の利点と問題点において」,「今回の研修で得られたことを今後どのように活かすか」の3点について報告書を書いていただきました.
会員の皆様には,エキサイティングな報告を読んで,未定ではありますが来年度開催されると思われる海外研修に応募する参考にして頂ければ幸です.

引率 木口 雅夫(広島大学病院)

研修参加者(20 名)

穐山 雄次(広島大学病院) 西川 啓(九州大学病院)
東 丈雄(大阪大学医学部附属病院) 野瀬 英雄(防衛医科大学校病院)
安藤 猛晴(東邦大学医療センター大橋病院) 原 真司(島根大学医学部附属病院)
久保 直樹(北海道大学大学院) 藤田 仁(医療法人草加草仁会草加病院)
児玉 清幸(国立がんセンター中央病院) 前田 富美恵(京都市立病院)
後藤 光範(仙台厚生病院) 舛田 隆則((医)あかね会土谷総合病院)
椎葉 拓郎((医)同心会古賀総合病院) 村井 雅美(大阪市立大学医学部附属病院)
城生 朋顕(大分大学医学部附属病院) 柳元 真一(川崎医科大学附属病院)
富永 正英(徳島大学) 山口 隆義(北海道社会保険病院)
西池 成章(大阪府立泉州救命救急センター) 渡辺 恵美(近畿大学医学部奈良病院)

敬称略