日本放射線技術学会と日本診療放射線技師会は,診療放射線技術学を追求する学術団体と,診療放射線技師の権利と質を担保するための職能団体として,両団体が共同で活動することの意義と可能性について,継続的に協議・活動を進めています.
これらの活動の一つである公開合同セミナーも今年で第9回を迎えました.今年は,国民の中に定着している「診療放射線技師=レントゲンの技師さん」という固定観念を改めて正しく認識してもらうために,様々な放射線を利用した治療の分野で活躍する診療放射線技師の重要性に焦点を絞った講演会を企画しました.本講演会は市民公開向けのものですので,これを機会に,ご家族や近隣の皆様にお声かけの上,ぜひ,多数ご参加いただきますようお願いします.

日時 2015年8月29日(土) 13:30~16:30
会場 京都リサーチパーク 東地区 1号館 4階 サイエンスホール
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134 KRP 1号館
参加費 一般 無料  会員 1,000円
プログラム
開催挨拶
公益社団法人日本放射線技術学会 代表理事 小倉 明夫
 
公益社団法人日本診療放射線技師会 会長  中澤 靖夫
     
基調講演「放射線を用いた治療の歴史と進歩(仮題)」
 
公益社団法人日本放射線腫瘍学会 理事長 西村 恭昌
   
シンポジウム「放射線を用いた治療の最前線 -放射線検査・治療の果たす役割-」
司会:JSRT学術委員長 熊本大学大学院生命科学研究部 白石 順二
JART学術担当  高崎健康福祉大学 児玉 直樹
1) 「手術せずに治す」インターベンショナル・ラジオロジー(IVR)における診療放射線技師の役割
 
大阪市立大学医学部附属病院 市田 隆雄
2)   「どこまでみえる心臓病」CTの最新技術と診療放射線技師の役割
 
(医)豊田会刈谷豊田総合病院 赤井 亮太
3) 「体内からがんを治療する」放射性同位元素内用治療
 
名古屋大学医学部附属病院 阿部 真治
4) 「放射線でがんを治す」放射線治療における診療放射線技師の役割(仮題)
 
大阪府立急性期・総合医療センター 谷  正司
総合討論
         
後援 京都府,京都市,京都新聞,KBS京都,(社)京都府医師会,(公社)日本放射線腫瘍学会,(公社)日本医学放射線学会,(社)日本核医学会,(NPO法人)日本核医学技術学会,(公社)京都府放射線技師会 (依頼中含む)
         
その他 本セミナーは,事前の申し込み手続きは不要です.当日,会員カードをご持参のうえ,ご来場ください.

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