本叢書は,2010年に発刊された放射線医療技術学叢書(27)「X線CT撮影における標準化」の改訂2版です.本叢書は,平成26年学術調査研究班「X線CT撮影における標準化」の班員と,CT検査の第一線で活躍している協力員と放射線専門医にご協力をいただき作成を行いました.今回の改訂ではCT装置の性能向上と検査技術の進歩に対応することに加え,日本医学放射線学会・日本放射線科専門医会から出版された「画像診断ガイドライン2013年版」を中心に,診断および治療に関するガイドラインを参考として撮影プロトコルの再構築を行いました.また,被ばく線量の最適化に向け本年6月に設定された我が国の「診断参考レベル(diagnostic reference levels: DRLs)」も追加記載しました.さらに,CT撮影技術に関係する「造影技術」・「CT用自動露出機構(CT-AEC)」・「逐次近似(応用)再構成」・「被ばく線量管理」など11の項目についてAppendixを掲載しました.
本叢書が,多くの施設において画質と被ばく線量の最適化を目的とした,撮影プロトコルの作成と再考の一助となることを希望します.
書名 | : | 放射線医療技術学叢書(27)「X線CT撮影における標準化~GALACTIC~(改訂2版)」 |
企画 | : | 撮影部会 |
頒布価格 | : | 3,000円(消費税込,送料学会負担) この叢書は,関連する企業の協賛をいただき,その広告料をもって頒布価格を安くすることができました. |
主要内容 | : | 総論 各論 (推奨プロトコル 43部位 参考プロトコル 9部位) Appendix (11項目) |
発刊日 | : |
平成27年9月25日
|
購入方法 | : | 本会ホームページ“出版物” よりお申し込みください. |
問合先 | : | 学会事務局書籍担当 E-mail blaetter@jsrt.or.jp |