[調査の目的]

核医学検査は撮像範囲,撮像方法,撮像回数などの検査方法を技師の判断に委ねられる場合が多く,検査の質が技師の知識や施設の状況に左右されることがあります.また,撮像の追加により被検者の拘束時間の増加による負担はあるものの,被ばく線量の増加が伴わないため,他のモダリティよりも追加撮像が比較的行いやすい状況にあります.

このような状況の中で,各施設において撮像の不足,あるいは,過剰な撮像が行われていることが懸念され,診断目的に応じた撮像方法の確立が求められております.

本調査では核医学検査における追加撮像の現状と追加あるいは撮像の省略に至るまでの判断基準を調査することを目的として実施いたします.この調査の成果は,今後,それぞれの追加撮像に対する判断基準やエビデンスの構築に役立つことを期待しております.

 

調査の方法などは以下に記載されていますので,内容をご確認いただき,協力してもよいと判断されましたら,調査への回答をお願いいたします.回答の登録をもって,本調査への協力に同意いただいたものとさせていただきます.なお,本調査に参加することに同意しない場合でも何ら不利益をこうむることはありません.

 

[調査の方法]

  • 調査は日本放射線技術学会のWebアンケートシステム上で行います.
  • 所要時間はおよそ30分です.途中で回答を中断することはできません.
  • 調査項目は17項目あります.ご自身に該当する設問について,順に回答を行ってください.
  • 全ての回答が終了しましたら,必ず登録を行ってください.

 

[倫理的配慮]

  • 調査への協力は自由意思であり,回答の登録をもって同意を得たものとします.また,調査に協力いただけない場合でも,何ら不利益を受けることはありません.
  • 本調査は無記名によるものであるため,回答登録後に同意撤回した場合でも,該当データを特定することが困難であるため,データを除外できません.
  • 本調査の結果は,学会や学術雑誌などの発表に使用される場合があります.
  • 情報は厳重に管理し,調査の目的以外には一切使用いたしません.研究終了もしくは中止したとき又は研究に基づく論文等が公表されたときのいずれか遅い時期から10年間の保存期間が満了した後,資料は破棄いたします.
  • 本調査に参加していただくにあたり,謝礼等はありません.
  • 本調査は公益社団法人日本放射線技術学会より承認を受けた平成29年度学術調査研究班『核医学検査における追加撮像の実態調査および有用性に関する調査研究』の活動の一環として実施いたします.本研究班と日本放射線技術学会との間に申告すべき利益相反関係はありません.

 

疑問や質問等がございましたら,下記の連絡先までお問い合わせください。

連絡先 : 市川 肇(豊橋市民病院放射線技術室)
住 所 : 〒441−8570 愛知県豊橋市青竹町字八間西50
電話番号 : 0532-33-6111(内線1200)
E-mail : ichikawa-hajime@toyohashi-mh.jp

 

【本アンケート調査の協力に了承する(アンケートページへ)】