本学会では,学術委員会の下に学術調査研究班を設け,調査研究を行っています.この学術調査研究班は,個人では研究しにくいテーマについて,全国規模でエキスパートが集まってチームを組み,共同研究を行って成果を上げようという主旨のもとに編成されるものです.今回,来年度(平成25年度)の研究テーマを募集しますので,奮ってご応募くださるようご案内します.
 学術研究調査班の活動期間は1年で,1班あたりの活動費は年50万円前後の予定です.学術調査研究班は,活動成果を秋季学術大会で発表すると共に,本学会誌または英語論文誌に学術論文として投稿していただくことが原則となっていますので,これらの点にご留意のうえご応募ください.
 ご応募いただいたテーマについては学術委員会にて審議し,採否を決定させていただきますので,ご了承願います.

以下の内容をA4判用紙2枚以内にまとめてください.

申請者: 所属と氏名を書いてください.
テーマ: 具体的に内容のよくわかるテーマ名を書いてください.
内容: 目的,方法,活動計画ならびに期待される成果を書いてください.
  旅費以外でかかる経費(送料・印刷代・消耗品など)を書いてください.
倫理調査: 申請する調査研究の倫理的対応について該当するものを一つ選んで番号を記入してください.
 
1. 倫理委員会に諮り承諾を得ているか,倫理委員会に申請する予定である.
2. 倫理委員会への申請を免除された,または,申請不要と判断された.
3. 倫理委員会に申請する予定は無い.
アンケートを伴う調査研究の場合,倫理的に問題がないかを判断するため,
応募時にアンケートの依頼書を必ず一緒に提出してください.
構成: 予定している班長ならびに班員の名前と所属を書いてください.
原則として班員は会員で構成してください.
   
応募締切: 平成24年10月5日(金)
応募先: 日本放射線技術学会 事務局  E-mail office@jsrt.or.jp
 
ご参考までに,平成24年度のテーマと班長は下記の通りです.

1.
Ir-192密封小線源の水吸収線量測定装置の開発と線量評価
    班長 荒木不次男
2.
MRIの人体におけるADC測定精度に関する研究    
    班長 小倉 明夫
3.
JJ1017コードの臨床適合と普及に向けた調査研究    
    班長 松田 恵雄
4.
災害・計画停電時における放射線部門システムの対応策    
    班長 立石 敏樹
5.
心臓ペース・メーカのMR検査適応性についての技術的検討    
    班長 川光 秀昭
6.
我が国の小児CTで患児がうける線量の実態調査    
    班長 竹井 泰孝
7.
画像誘導放射線治療(IGRT)におけるCone-beam CT(CBCT)の被ばく線量評価と最適化    
    班長 川村 慎二
8.
放射線治療場で発生する2次中性子の簡易的評価システムの構築    
    班長 磯辺 智範
9.
死亡時画像診断(Ai)におけるCT,MRIの実態調査    
    班長 阿部 一之
10.
心臓インターベンション時の皮膚入射線量実測による多施設線量評価
―診断参考レベル作成のための検討―
    班長 加藤  守