2011年8月19日,デグ健康大学(大韓民国:デグ市)にて,大韓放射線科学会(Korean Society of Radiological Science:KSRS)の学術大会が開催され,その席にて,KSRSと本会の学術交流に関する覚書への調印が行われました.本会からは,真田(代表理事),小倉(副代表理事),橋田(学術交流委員長)の3名が出席しました.KSRSの金 正敏会長(高麗大学校放射線学科 教授)と真田代表理事が,覚書に調印し,今後の交流に関する基本事項を確認しました.
KSRSは会員約400名で,会員の構成は約半数が大学の教員と聞いています.今回の学術大会では,シンポジウムや研究発表があり,本会から真田代表理事(日本の放射線技師の教育制度)と小倉副代表理事(JSRTの紹介)も英語にて講演しました.両名の発表に対して,フロアから英語の質問もあり,非常に活発な会でした.特に,学生さんが英語で堂々と質問する姿を見ると,韓国の将来を予感するものでした.
今後,お互いの学術大会に参加し交流を続けていく予定です.また,KSRSは本会と正式な覚書を交わしたので,KSRSの学術大会に研究発表する場合は,学会派遣(5万円)として申請することが可能となります.この制度を利用して,多くの会員の方がKSRSで発表されることを期待します.
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調印風景 左:金会長(KSRS) 右:真田代表理事(JSRT) |
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