平成 24年に放射線障害防止法の一部改正(放射化物の規制対象への追加)により放射化物は放射性同位元素によって汚染された物と同様に規制されることとなりました。

医療用直線加速(リニアック)装置の廃棄部品については装置のエネルギーやメーカごとに放射化物が規定され、放射能の測定換算を行った後に放射性廃棄物として廃棄されております。一方、我が国において、放射化物を含む放射性廃棄物の増加に伴う廃棄処理の場の確保や廃棄費用負担は大きな課題となっております。

現在、上記の放射化物の規制から 7年が経過しており、放射化物廃棄の状況や課題の収集、適正化などを目的として、関係学会や団体の協力の基に廃棄状況調査を行うことになりました。

つきましては、後日、調査対象施設に対しまして、調査依頼書を郵送いたしますので、ご協力頂きますよう何卒よろしくお願い致します。調査内容は、治療装置機種、廃棄物の量と項目、廃棄時測定データ(部品毎の記帳放射能換算値)、装置使用状況などの項目です。下記

URL から調査画面にお入りいただき、Web 上の設問にご記入いただきますようお願いいたします。

 

詳細

https://www.jastro.or.jp/medicalpersonnel/safety/cat5/

 

対象:平成24年の放射線障害防止法改正以降に廃棄された 6 MeV 以上のリニアック装置所持施設

 

調査期限: 2020 年 1 月 31 日