医療における放射線技術と学術の発展を目的とした活動をしている本学会は,おかげさまで今年で創立70周年を迎えました.本学会を支えてきていただきました会員の皆様には心より感謝申し上げます.
 本学会はこれまで,医療における被ばくを低減し,安全な医療が行われるよう努力をしてきました.東日本大震災に伴う福島第一原発事故が起きてからは,多くの国民が抱いている放射線・放射能に対する疑問や不安に,正しい知識を提供するための活動も続けています.
 ここで,本学会の創立70周年を記念する事業として,環境被ばくと医療被ばくとを比べながら,その影響などをわかりやすく提供する市民公開シンポジウムを開催することにいたしました.
 医学的・学術的な観点から,医療被ばくと暮らしの中での被ばくについて,質疑応答も交えて,市民の皆様に正しい知識を学んでいただければと考えております.会員の皆さまのご参加もお待ちしております.

日時: 平成25年2月10日(日)  開場13:00  開演13:30  終了16:30
会場: 仙台国際センター 大会議室「橘」
  〒980-0856 仙台市青葉区青葉山無番地  TEL 022-265-2211
定員: 250名
参加料: 無料
事前申込: 不要
プログラム:
総合司会 東北大学病院 梁川  功
1. 開会の辞
   
代表理事 真田  茂
  2. シンポジウム
   
司会 大阪大学大学院 石田 隆行
   
千葉大学医学部附属病院 加藤 英幸
    1)「こどもの放射線影響」
   
放射線医学総合研究所 島田 義也
    2)「環境中の放射性セシウムの動き −農作物を中心に−」
   
放射線医学総合研究所 田上 恵子
    3)「医療の中での放射線」
   
総合病院国保旭中央病院 五十嵐隆元
    4)「視点を変えて考える被ばくのこと」
   
大阪府立急性期・総合医療センター 船橋 正夫
  3. 質疑応答
  4. 閉会の辞
   
副代表理事 小倉 明夫
問合先: 公益社団法人 日本放射線技術学会 事務局  
TEL 075-354-8989  FAX 075-352-2556