日本放射線技術学会と日本診療放射線技師会が共同で開催する公開合同学術セミナーは15回を数えます.
今回は,日本放射線技術学会東北支部が担当し,「放射線治療技術」をテーマに市民公開講座として開催します.放射線治療は手術、薬物療法(抗がん剤治療)と並ぶ,がんの3大治療法の1つです. この度, 東北大学病院と山形大学医学部附属病院において, 世界でも最先端の放射線治療装置が導入されましたので, 東北大学病院の神宮啓一先生をお招きして分かりやすくお話いただくと共に, 放射線治療に関わる診療放射線技師と看護師の関わり方を皆様にお伝えします. また,本講座終了後に東北大学病院との共同企画による最新の放射線治療装置の見学ツアーを行います.東北からはじまる世界最先端のがん治療をより多くの方々に知っていただきたく,ぜひ,多くの会員と一般市民の方にご参加頂きますようご案内します.

 

テーマ 東北からはじまる世界最先端のがん治療 - きいて,みて,なっとく -
日時 2021年11月3日(水・祝)13:00~16:00 *16:00から施設見学あり
場所 東北大学医学部 星稜会館 星稜オーディトリアム
    〒980-8574 仙台市青葉区星稜町1-1
参加費 無料
定員 定員200名(事前申込不要)
    *新型コロナウィルスの対策により入場者を制限させていただく場合があります.
    *第二部の東北大学病院の最新型放射線治療装置見学ツアーは当日先着30名(受付窓口で対応)
プログラム 第一部 :開催挨拶
    公益社団法人日本放射線技術学会 代表理事 白石 順二
    公益社団法人日本診療放射線技師会 会長  上田 克彦
    講演(13:10~14:40)
    1)「最適放射線治療と診療放射線技師の役割」
    東北大学病院 診療技術部放射線部門 佐藤 清和(JART)
    2)「重粒子線によるがん治療」
    山形大学医学部附属病院 放射線部  鈴木 幸司(JSRT)
    3)「放射線治療に関わる看護師の役割」
    東北大学病院 看護部  門脇 美佳(がん放射線療法看護認定看護師)
    特別講演(14:50~15:40)
    「MRI一体型放射線治療装置の導入と東北大学病院の取り組み」
    東北大学病院 放射線治療科 科長(放射線腫瘍学 教授) 神宮  啓一 先生
    質問の時間(15:40~15:50)
    閉会挨拶
    公益社団法人日本放射線技術学会東北支部 支部長 坂本 博
    第二部 :東北大学病院の最新型放射線治療装置見学ツアー(16:00~16:40)
    *東北大学病院の職員(診療放射線技師)が案内します.
     
共催 東北大学病院,(公社)宮城県放射線技師会
後援 (公社)青森県診療放射線技師会,(公社)秋田県診療放射線技師会,(一社)岩手県診療放射線技師会,(一社)山形県放射線技師会,(公社)福島県診療放射線技師会,(一社)新潟県診療放射線技師会