医療法施行規則の一部改正に伴い、2020年4月より病院等の医療放射線安全管理責任者は診療用放射線の安全利用のための研修を行うことが義務付けられました。このたび当学会では、単純X線撮影装置のみを有しCT等については他医療施設に委託する施設を主な対象として、診療用放射線の安全利用のための研修ビデオを作成しました。研修ビデオの概略は以下のとおりです。

対象施設 自施設で単純 X 線撮影のみを行っている施設(CT 等は他施設に委託)上記に該当しない放射線診療実施施設でも利用可能です)
     
対象者 医療放射線安全管理責任者、単純 X 線撮影を実施又は指示する医師、診療放射線技師、放射線検査の説明を行う看護師等
     
内容(厚生労働省のガイドラインに準拠):
    1.医療被ばくの基本的な考え方
    2.放射線診療の正当化と最適化
    3.過剰被ばくその他の事例発生の対応
    4.医療従事者と患者間の情報共有
     
ビデオの種類:標準版(27 分 44 秒)、短縮版(20 分 40 秒)
視聴をご希望する方は、日本医学放射線学会のホームページから登録をお願いします。 
http://www.radiology.jp/for_medical_facility/20220628_01.html 
登録後にビデオ閲覧のためのユーザー名とパスワードが表示されます。視聴ページでユーザー名とパスワードを入力して視聴ください。なお、ビデオ公開はストリーミング配信のみとさせていただきます。