山下一也先生(本会名誉会員)のご遺志によって設立されました研究助成制度について,2022年度の追加申請を募集します.
この助成は,研究環境が十分に整備されていない施設に所属する本学会員の学術研究の支援を目的としています.主な使用用途は,研究に関わる備品・消耗品の購入,学術大会参加のための旅費・参加費でした.しかし,会員からの要望を踏まえ,理事会での検討を重ね,倫理審査受審のための費用としても使用できるように内規を変更しましたので,多くの応募をお待ちしています.
助成を受けた後の義務事項はありますが,学術大会で初めて演題を発表したいとお考えの方には,お勧めの助成制度です.ご自身でなくても,周りにこの研究助成に適切と思われる会員の方がおられましたら,お声がけください.
ただし,助成の採否については,学術委員会の選考により決定します.
申請資格 | : | 1) | 医療機関に勤務する会員で,職場から研究費等の助成を受けていない者. |
ただし,社会人大学院生,および,教育・研究職の会員(大学病院勤務を含む)は申請不可. | |||
2) | 申請時に35歳未満であり,継続して3年以上の正会員 (ただし,学生会員歴2年以上は1年に換算). |
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3) | 今後も継続して学術研究を遂行する意志のある者. | ||
4) | 本制度の助成実績のない者. | ||
助成額と募集件数:1年に3件以内(10万円/1人) | |||
用途 | : | 論文作成にかかる費用,本学会主催の学術大会(総会,秋季,支部大会)に参加するための旅費・参加費,実験器具等の作成費用, 倫理審査にかかる費用など.ただし,会議費には使用不可. | |
選考手続 | : | 申請者の研究環境をベースに、研究の内容、研究の発展性と社会的意義、さらには、研究への熱意を考慮して学術委員会で審査して理事会で決定します. | |
義務事項 | : | 1) | 助成金受領後2年以内に,本学会が主催する学術大会で演題発表を行うか学会誌または英語論文学会誌(RPT誌)に論⽂を投稿する. |
2) | 演題発表時および論⽂投稿時,謝辞に山下一也研究助成金を受けたことを明示する. | ||
3) | 演題発表後または論⽂投稿時,1ヶ月以内に使用経費の領収書を添えて,報告書を学会事務局に提出する. | ||
4) | やむを得ず演題発表や論文投稿を行うことができない場合は,学会事務局に報告書を提出する. | ||
申請方法 | : | 申請用紙に必要事項を記載し,事務局に提出してください. | |
応募締切 | : | 2022年12月26日(月)必着 | |
応募先 | : | 公益社団法人 日本放射線技術学会 事務局 E-mail office@jsrt.or.jp 件名:山下一也助成金申請 |