【主催】 日本放射線影響学会(放射線リスク・防護検討委員会、企画委員会)
【開催日】 2023年4月28日(金), 6月(未定), 8月4日(金), 10月(未定)
【開催方法】 オンライン開催(Zoom)  
【参加費】 無料
【定員】 各回100名*先着順

【申し込み方法】 申し込みは下記のURLよりお申し込みください(各回ごとの申し込みになります。第2回の申し込みは4月28日以降を予定しております)。URL:https://forms.gle/DV7BhcJpb174CxTY6

【申し込み期限】 第一回は4月21日(金)まで

【趣旨】

日本放射線影響学会(放射線リスク・防護検討委員会と企画委員会による合同企画)では、この度、「ICRP次期主勧告ウェビナー」を4回にわたって開催することに致しました。

前回の主勧告(ICRP Publication 103;2007年発行)から 15 年以上が経過しました。ICRP は、これまでに蓄積されてきた最新の科学的知見を基に、主勧告の改定に向けて検討を開始したところです。次期主勧告は 2030 年ごろに発表予定といわれています。次期主勧告により、放射線防護の考え方や枠組みに関する変更が予想され、法令改正を含めた対応が必要になると考えられます。本ウェビナーでは、ICRP で活動している先生方を中心にお招きして、次期主勧告に関係する最新の疫学・生物影響に関する動向を中心に解説して頂きます。

本ウェビナーを通して、1)放射線防護やICRPの活動への関心を広げる、2)次期主勧告(疫学・生物影響に関して)で何が変わろうとしているのかを知る、3)防護に繋げるための生物研究の課題を参加者と共に見出していく、ことを考えております。

第一回は以下の通り、4月28日に「放射線生物研究の意義と今後期待される生物研究」というテーマで開催致します。併せて、ICRPの活動やICRP2023の紹介、日本放射線影響学会第66回大会の紹介も行います。皆様のご参加をお待ちしております。

 

【第一回 のプログラム】
第一回(4月28日(金))16:00〜17:30
座長:小嶋光明(大分県立看護科学大学)
1)  放射線生物研究の意義と今後期待される生物研究 16:10〜16:50 
講師:島田義也 先生(環境科学技術研究所)
2−1)ICRP2023の紹介16:55〜17:15
講師:神田玲子 先生(量子科学技術研究開発機構)
2−2)日本放射線影響学会第66回大会の紹介17:20〜17:30
講師:柿沼志津子 先生(量子科学技術研究開発機構)

 

【第二回以降の予定】
第二回(6月(未定)(金))16:00〜18:10
申し込み:4月28日(金)以降に予定
座長:孫略(産業技術総合研究所)
1)電離放射線の非がん影響(眼疾患、循環器疾患、神経疾患)16:05〜17:05
講師:浜田信行 先生(電力中央研究所)
2)低線量・低線量率における放射線リスク推論17:10〜18:10
講師:甲斐倫明 先生(日本文理大学)

 

第三回(8月4日(金))16:00〜17:50
申し込み:6月に予定
座長:小林純也(国際医療福祉大学)
1)RBE、線質係数、および放射線加重係数16:05〜16:45
講師:佐藤達彦 先生(日本原子力研究開発機構)
2)放射線の継世代影響:マウスでは観察されてヒトでは観察されない理由16:50〜17:50
講師:中村 典 先生(放射線影響研究所)

 

第四回(10月(未定)(金))16:00〜
申し込み:8月に予定
座長:戒田篤志(東京医科歯科大学)
1)原爆被ばく者の固形がんにおける線量反応関係の最近の知見    
講師:坂田 律 先生(放射線影響研究所)
2)医療ひばくの健康リスク
講師:吉永信治 先生(広島大学)

 

【お問い合わせ先】
日本放射線影響学会放射線リスク・防護検討委員会
小嶋光明 / 恵谷玲央
E-mail:jrrs.rrp@gmail.com