平素より、当センターの活動につきましては、ご理解、ご協力を賜り、誠に有難うございます。
さて、当センターでは、令和2年度以降、厚生労働省委託事業「放射線被ばく管理に関する労働安全衛生マネジメントシステム(放射線MS)導入支援事業」を実施してまいり、令和5年度におきましても、引き続き、実施することとなりました。
本事業では、放射線業務を行う医療機関を対象に、講演会及び基礎研修、専門研修、報告会を開催するとともに、相談窓口を設置して、放射線MSを導入・運用する医療機関の拡大を図り、また、医療従事者に対する放射線管理体制の強化(組織的な線量管理と被ばく低減対策の実施)を支援するものです。支援の概要は以下のとおりです。
1.支援期間
令和5年9月~令和6年2月
2.支援の概要
①講演会 【9月12日開催】
講演会では、医療機関の理事長、病院長、事務長、総務部長などの経営者層の方を対象として、経営層の目線での職員の放射線防護に関するインタビューのほか、放射線MSの導入・運用に関する改善や課題等に関する討論を実施いたします。
②基礎研修 【第1回9月25日、第2回10月2日、第3回10月23日開催】
基礎研修では、放射線管理体制の強化を図ることを目的として放射線MSの導入・運用を検討されている事業場を対象として、労働安全と放射線管理の関係や放射線MSの仕組みの活用方法等について3回に分けて研修を行います。
③専門研修 【10月30日開催】
専門研修では、放射線MSの内部監査の実施を考えている事業場を対象とし、放射線MSの内部監査の考え方、実施方法等について事例紹介を交えた研修を行います。
④報告会 【令和6年2月28日開催】
報告会では、放射線MS導入・運用に関する好事例の報告と討論により、放射線MS導入・運用によるメリットや、改善及び問題解決等の情報共有を図り、放射線管理体制の強化に資するものとします。
3.支援方法
オンライン(ZOOM)開催
なお、当日、参加できなくても、後日、録画を視聴することが可能です。
4.申込みについて
(1)申込み期限
①講 演 会:令和5年 9月 7日(木)
②基礎研修:令和5年10月19日(木)
③専門研修:令和5年10月26日(木)
④報 告 会:令和6年 1月頃にご案内予定です。
(2)申込み単位
事業場の申込みと個人の申込みが必要です。
なお、1事業場から複数の受講者の申込みが可能です。
(3)申込みのためのWebサイト
6月26日(月)から、以下のサイトで申込みの受付を開始しています。
URL https://www.rad-ms.mhlw.go.jp/
5.修了証の発行
基礎研修では、所定の要件を満たした個人宛又は事業場宛の修了証を発行します。また、専門研修では、所定の要件を満たした個人宛のみ修了証を発行します。事業場宛に対しては発行いたしません。なお、講演会、報告会では修了証は発行いたしません。
6.生涯教育システムへのカウント付与
基礎研修並びに専門研修では、日本診療放射線技師会の会員の方が研修を修了されると、 同技師会の生涯教育システムに基づくカウント付与の申請対象となります。なお、カウント付与には、個人宛の修了証が必要です。
7.相談窓口の設置
被ばく低減・放射線管理に関する課題解決のために、被ばく低減対策等に関する専門的な 相談・助言を行います。
R5 MS導入支援リーフレット:PDF
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