医療被ばく研究情報ネットワーク(]-RIME)およびその参加団体は、2015年に公表した本邦初の診断参考レベル(DRL)を、CRP publication 135の推奨に基づいて定期的に改訂しております。

この度、2025年の改訂へ向けて国内の状況を調べるべく、CT・一般撮影・マンモグラフィ・IVR・診断透視を対象としたアンケート線量調査を行うことになりました。

なお、核医学・歯科については関連学会による調査が別途実施されます。

 

9月上旬に全国の医療施設の病院長及び医療放射線安全管理責任者様に向けて本アンケート依頼状が発出される予定です。

アンケートの回答は依頼状に記載のURLからWEBにて行っていただき、回答期間は以下の通りとなっております。

回答期間: 2024年10月1日(火)~2024年10月30日(水)

各モダリティのアンケート項目についてはJ-RIMEのHPにも掲載しておりますので、事前に確認いただけます。

https://j-rime.qst.go.jp/

本調査は、日本医学放射線学会の定めた「診療用放射線に係る安全管理体制に関するガイドライン」の「2(7) 線量調査への参加」にて求められている線量調査に相当し、できるだけ多くの施設からの情報を収集したいと考えております。

つきましては、皆様のご施設にも調査へのご協力をお願いしたく存じますので、ご高配のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

なお本調査は「診療用放射線に係る安全管理体制に関するガイドライン」および「医療法施行規則」に基づいて各施設が業務として集計すべきデータのみをご提出いただくものであり、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が定義する「研究」の対象から外れますので、倫理審査の不要な「業務」として実施いたします。

また、検査毎のデータではなく各施設内の集計結果のみを集めるので、個人情報の受け渡しも発生いたしません。

集めたデータは集計結果のみを公表するものであり、各施設個別のデータは公表いたしません。