和文誌の電子版をご利用ください

編集委員会は理事会の答申を受け,和文誌のペーパーレスを伴う完全電子化を目指しています.完全電子化の議論は紙代や印刷費用の上昇,輸送費用の高騰が一因となっていますが,それ以上に世の中のデジタル化の潮流が速く,学術団体や学術雑誌においても避けられない状況です.そのため昨年度から和文誌の完全電子化に向け編集委員会において様々な議論を開始しています.完全電子化の一環として,2024年の第52回秋季学術大会(第1回日本放射線医療技術学術大会)から,秋季の学術大会における予稿集をすべて電子化することになりました.これにより,これまで9号に掲載されていた予稿集は廃止となり,Web上およびアプリでの公開となります.現在,日本放射線技術学会では毎月発刊の日本放射線技術学会和文誌を以下の方法で発刊しています.

[冊子版]    
日本放射線技術学会は1942年設立されました.創立3年目の1944年9月30日に発刊された第一巻第一号が創刊号になります.創刊号の論文数は11篇,総ページ数40ページで開始しました.その後,1987年から現在まで毎月定期的に年12冊の学会雑誌(和文誌)を発行しています.掲載される内容は,放射線技術学に関する研究成果としての学術論文,その他の情報並びに学会活動の動向に関する内容を含んでいます.毎月20日に発刊されます.会員には定期的に送られます.
[電子版]    
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 論文を閲覧する方法は以下の2つになります.
① 学会誌/論文投稿(電子版ジャーナルサイト)
Vol.78 ~ Current Issueを収載しています.
学会誌Vol.78,2022年から開始し,正会員・学生会員は会員システム『RacNe』よりHTML(Webブラウザ上),PDF,EPUB3形式で右の画面を閲覧できます.スマホやタブレットで閲覧が可能です.最新号のジャーナルサイトでの公開は,毎月20日頃です.
・学術論文 → フリーアクセス・企画記事 → 「RacNe」へのログインが必要
② 論文閲覧(電子版J-stage)
J-STAGE(日本語 / 英語),Vol.8 ~ Current Issueを収載しています.
1952年8巻からPDFとして公開しています.論文のタイトル,抄録は日本語/英語両方でご覧いただけます.
J-STAGEの論文はフリーアクセスで,誰でもダウンロード可能です.会誌にあたる記事を閲覧するためには「購読者番号」と「パスワード」が必要で,それらは会員システム『RacNe』に掲載しています.最新号のJ-STAGEでの公開は,毎月20日頃です.
・学術論文 → フリーアクセス
・企画記事 → 「RacNe」に「購読者番号」と「パスワード」を掲載
 

※本会では,2008年から国立情報学研究所NIIの電子図書館サービス「CiNii」と,科学技術振興機構の電子ジャーナル「JSTAGE」を利用して,学会誌や部会誌(分科会誌)を会員内外へ公開しています.過去の学会誌や部会誌(分科会誌)の文献検索に活用してください.