平素より、当センターの活動につきましては、ご理解、ご協力を賜り、誠に有難うございます。
さて、当センターでは、令和2年度以降、厚生労働省委託事業「放射線被ばく管理に関する労働安全衛生マネジメントシステム(放射線MS)導入支援事業」を実施しており、令和7年度におきましても、引き続き実施することとなりました。
本事業では、放射線業務を行う医療機関を対象に、研修及び報告会を開催するとともに、個別支援や相談窓口を通して、放射線MSを導入・運用する医療機関の拡大を図り、また、医療従事者に対する放射線管理体制の強化(組織的な線量管理と被ばく低減対策の実施)を支援するものです。支援の概要は以下のとおりです。
1.支援期間 令和7年7月~令和8年2月
2.支援の概要
①基礎研修 【第1回:9月1日、第2回:9月17日、第3回:10月6日開催】
基礎研修では、放射線管理体制の強化を図ることを目的として、放射線MSの導入・運用を検討されている事業場等を対象として、労働安全と放射線管理の関係や放射線MSの仕組みの活用方法等について3回に分けて研修を行います。なお、放射線MSの導入段階や運用中の事業場の方についてもご参加いただけます。
②専門研修 【10月20日開催】
専門研修では、内部監査の知識と知見の習得を考えている事業場や内部監査員の育成を検討している事業場を対象とし、放射線MSの内部監査の考え方、実施方法等について事例紹介を交えた研修を行います。
③報告会 【令和8年2月13日開催】
報告会では、放射線MSの導入・運用に関する好事例の報告と討論により、放射線MSの導入・運用によるメリットや、改善及び問題解決等の情報共有を図り、放射線管理体制の強化に資するものとします。
3.支援方法
オンライン(ZOOM)開催
なお、当日参加できなくても、後日、録画したものを視聴することが可能です。
4.お申込みについて
(1)申込開始日 令和7年6月27日(金)より申込受付中
(2)申込期限 | ① | 基礎研修:令和7年10月31日(金) |
② | 専門研修:令和7年10月31日(金) | |
③ | 報 告 会:令和8年2月6日 (金) |
(3)申込方法
事前の参加登録が必要ですので、以下のウェブサイトよりお申込みください。
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5.修了証の発行
基礎研修に参加し、所定の要件を満たした個人及び事業場に対して修了証を発行します。
また、専門研修に参加し、所定の要件を満たした個人のみに修了証を発行します。
6.生涯教育システムへのカウント付与
公益社団法人日本診療放射線技師会の会員の方が研修に参加して修了されますと、同技師会の生涯教育システムに基づくカウント付与の申請対象となります。
カウント付与を希望される方は、会員番号の登録及び個人宛の修了証が必要となります。
7.相談窓口の設置
被ばく低減・放射線管理に関する課題解決のために、被ばく低減対策等に関する専門的な 相談・助言を行います。Webサイトの「相談窓口申込み」よりお申込みください。
【お問合せ先・事務局】 公益財団法人原子力安全技術センター 企画総務部 MS事業係 TEL (03)3830-0720 (MS事業係直通) E-mail ms-info@rad-ms.mhlw.go.jp X(旧Twitter)アカウント名: 放射線MS事務局 @rad_ms2022 |