X線診療室からの放射線漏えいは,医療従事者および一般公衆の被ばくリスクに直結する重要な問題です.そのため,診療開始前および6か月以内ごとの定期的な漏えい線量の測定が,医療法施行規則や電離放射線障害防止規則により義務付けられています.これに対応すべく,2018年には「JIS Z 4716:X線診療室の漏えいX線量の測定方法」が制定され,現場ではより確実な測定手法の理解と実践が求められています.
本セミナーでは,放射線測定器(サーベイメータ)の正しい使用法やJIS規格に基づく測定法について,第一線で活躍する講師による実践的な講義を実施します.さらに,実際の漏えい線量の測定実習に加え,参加者が持参された電離箱式サーベイメータの校正も行います.
放射線安全管理の実務に直結する知識とスキルを,ぜひこの機会に習得してください.多数の皆さまのご参加を心よりお待ちしています.
| 日時 | : | 2025年9月28日(日)10:00~16:00 | |
| 会場 | : | 東京都立大学 荒川キャンパス | |
| 〒116-8551東京都荒川区東尾久7丁目2-10 | |||
| https://www.tmu.ac.jp/campus_guide/map.html | |||
| 講師 | : | 能登公也(金沢大学附属病院),鯨岡恭輔(医建エンジニアリング(株)),富永 正英(徳島大学大学院),関本道治(新潟医療福祉大学), | |
| 募集人数 | : | 20名(先着順です. 定員になり次第,締め切ります.) | |
| 参加費 | : | 会員 6,000円 非会員 12,000 円 | |
| *セミナー参加費については原則,返金できませんので,予めご了承ください. | |||
| 参加特典 | : | 電離箱式サーベイメータの校正(診断領域X線)を行います. | |
| 希望される方は,電離箱式サーベイメータを当日お持ちください. | |||
| ただし,今回は先着10名とさせていただきます.ご了承ください.(参加者1名につき1台校正) | |||
| * 電離箱式サーベイメータの郵送は受け付けません. | |||
| 申込期間 | : | 2025年7月14日(月)~ 8月31日(日) | |
| 申込方法 | : | ||
| プログラム | : | 10:00 ~12:00(講義) | |
| 1「診断領域X線場で用いるサーベイメータの特性」 | 関本 道治 | ||
| 2「臨床施設での漏えい線量測定」 | 能登 公也 | ||
| 3「漏えい線量測定について」 | 鯨岡 恭輔 | ||
| 13:00 ~15:30(実習) | |||
| 4「漏えい線量測定のワンポイントアドバイス」 | 鯨岡 恭輔,富永 正英 | ||
| 15:40 ~16:00 質疑応答 | |||
| 問合先 | : | 新潟医療福祉大学 関本道治 E-mail sekimoto@nuhw.ac.jp | |
| ※詳細は,計測部会ホームページをご覧ください. | |||





