本講習会は、医療領域における放射線安全管理を関係者に正しく理解・認識してもらい、適正な診療放射線利用が合理的に行われることを目的として毎年開催致しています。

今回は、「医療放射線の安全利用ための立入検査と改訂版診断参考レベル(DRL2025)のポイント」をテーマに開催します。診断参考レベルは医療現場の放射線被ばくの最適化のために活用することが推奨されており、今年は5年ぶりにその値が改訂されました。

教育講演は、定番の放射線診療施設の立入検査に加えて、DRL2025の要点に関してとりまとめ主査による教育講演も行います。引き続いてDRL2025報告書内に今後の課題と考察された事項に関する具体的な提案をモダリテイ毎に講演いただき、参加者のご施設での改善のヒントをお届けします。

なお、終了後に放射線安全教育の受講終了証を配布します(注:各施設に提出するとその年RI法及び医療法施行規則の放射線安全教育・研修が一部免除になります。IVR認定技師機構の更新認定点数も付与されます)。

なお、講習会参加者の方には、当協議会図書の「IVR等に伴う放射線皮膚障害の防止に関するガイドライン ーQ&A―と解説」改訂版と、「医療領域の放射線管理マニュアルーQ&A―関係法令」改訂版を2割引で頒布しますので、事務局まで申込お願いいたします。(送料別)

開催詳細は当協議会ホームページで随時紹介します。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。HP:http://jarpm.kenkyuukai.jp/information

  • 第79回 オンライン会議形式:令和7年10月26日(日)13:30~16:30  
  • 第80回 オンライン会議形式:令和7年11月30日(日)13:30~16:30
  • オンデマンド配信期間:令和7年12月22日(月)~令和8年1月23日(金) 

【プログラム】

1.  開催の挨拶:医療放射線防護連絡協議会 会長 菊地 透
2. 教育講演Ⅰ:「放射線診療施設の立入検査*東京都の場合*」
  東京都保健医療局医療政策部医療安全課 小林 剛
3. 教育講演II:「DRL2025のポイント」
  国際医療福祉大学 赤羽 正章
4. 講演1:「一般エックス線撮影の課題」――ポータブル撮影――
  京都大学医学部附属病院 放射線部 上間千秋 
5. 講演Ⅱ:「CT撮影の課題」――心臓CT被ばく低減への課題――             
  千葉市立海浜病院 放射線科 高木 卓
6. 講演Ⅲ:「IVRの課題」―――脳神経血管領域――
   愛知医科大学病院 中央放射線部 大澤充晴 
7. 総合討論:「医療放射線の適正使用に向けて」

【申し込み方法】

申し込みフォームを用いて、9月1日(月)より受付開始します。
下記の期日までに登録・振込を完了して下さい。
(期日までに参加費振り込みができない場合は事務局までメール連絡をお願いします)
オンライン参加者には後日オンデマンド視聴のURLも送付します。

  • 第79回の事前参加登録と振込は10月15日(水) までにお願いします。
  • 第80回の事前参加登録と振込は11月19日(水) までにお願いします。
  • オンデマンド視聴のみを希望する場合の事前参加登録と振込は12月7日(日)までにお願いします。

各回開催約1週間前に要旨集を郵送し、オンライン参加のURLは2日前にご登録頂きましたメールに連絡します。オンデマンド視聴のみの参加者にも配信開始約1週間前に要旨集を送付します。

◆参加費:4,000円(要旨集・資料・受講終了証明書等の発送含む)
◆振込先:みずほ銀行駒込支店 普通 1383416 医療放射線防護連絡協議会
◆申込方法:HPに記載している以下のURLよりお申し込みください。    https://forms.gle/4J9jNMudQ45A3vYR7

(FAXの方は確実にメイルアドレスが読み取れるように記載をしてください。)

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お問い合わせ先 医療放射線防護連絡協議会 事務局
E-mail:jimusitu11@gmail.com
〒451-0041 愛知県名古屋市西区幅下1-5-17 大野ビル1階
Fax:052-526-5101 ☏:052-526-5100
HP:http://jarpm.kenkyuukai.jp