本学会誌は当初「日本レントゲン技術員学会雑誌」といい、1944年9月に 創刊され、論文が11編掲載された。戦後の47年発刊の第2巻最終号から現在の誌名に改称された。22巻までは季刊であったが、43巻(87年)からは月 刊となった。また36巻(80年)からは発行を年度から年単位に変更している。論文数は、70年までは年間20編程度で推移したが、80年代に40編、 90年代には60編、現在は80編となり、着実な増加を見ている。この間、51巻(95年)からはB5版からA4版へとサイズアップしている。また 2002年には、世界でもユニークな論文誌としてMedlineにも収載され、着実に成長していることが分かる。

創刊十周年記念号

1955年発行の特集号第1号(創刊十周年記念号)です。
表紙のデザインはレントゲン先生をモチ-フにした名誉会員章です。日本放射線技術学会が創立した1942年当時の状況から、特集号が発行された時までの学会の歩み・ および会員研究発表の集約などが当時の写真を交えて掲載されています。歴代会長、役員の学会への熱意と情熱が伺えます。