専門部会の入会について

 

  • 日本放射線技術学会の会員であればどなたでも入会できます。
  • 会員システムRacNeにログインして入会・退会申請してください。
  • お一人で複数の部会に入会できます。
    【年会費】
    正会員   : 1つ目の登録は2,000円、2つ目以降は各1,000円
    シニア会員 : 各1,000円
    正会員・シニア会員 : 2022年度から、登録必須になりました。
                1つ目の登録は無料、2つ目以降は各1,000円が別途必要です。

    学生会員       : 会費免除(全ての部会に自動登録されます。)
    (複数登録された部会に順位はなく、同等の特典を得ることができます。)
  • 各部会毎に春秋の年2回部会誌が電子版で発行され、会員システムRacNeから発刊後すぐに閲覧できます。
  • 総会・秋季学術大会時に各部会企画が開催されます。(部会に未加入でも参加可能です。)

7つの専門部会の具体的な活動紹介PDF

 

 

7つの専門部会の紹介

画像部会

画像部会は、医用画像の臨床評価及び画質評価、画像処理に関して興味を持つ約700名の会員により構成される日本放射線技術学会のサブグループです。画像部会では、医用画像の臨床評価に関する重要なテーマを、タイムリーに取り上げることを目指しており、医用画像に関する新しい技術や概念なども含めて、様々な情報を部会員に速やかに紹介し、その研究成果について議論を行なう場を積極的に提供しています。また、医用画像の臨床における有用性の評価法の普及のためのセミナーや、C言語プログラミングを含めたコンピュータ支援診断のセミナーも行っています。

核医学部会

核医学部会は、核医学検査および核医学画像における学術向上に興味がある会員により構成される日本放射線技術学会のサブグループです。核医学部会では、最新の核医学技術情報と検査技術を会員にいち早く取り上げ、詳細に解説するように心がけております。また、核医学画像処理技術や画像評価の概念を会員に紹介し、その内容の重要性と研究成果などを技術論で論議できる場を提供しております。実践面については核医学技術研修会を年1回開催し、実験・実習などを通じて技術収得に力を入れております。

放射線治療部会

放射線治療部会は、がんの臨床、放射線治療技術、放射線計測、品質保証・品質管理、放射線安全管理、医療安全などを学ぶグループであり、放射線治療の専門家集団として患者のがん治療に大きく貢献しています。また、放射線治療の「基礎から臨床まで」を標榜し、高度な専門技術を身につけた医療人として人間性豊かな人材の育成を行っています。具体的な事業として、最新放射線治療のトピックス、照射技術、高エネルギーX線および電子線の線量測定法、医療加速器や治療計画装置の品質管理、患者の接遇、医療事故防止対策などについて臨床現場で生じる様々な問題点の解決を行うとともに、各地域の放射線治療研究会との連携を密接にし、最新情報を提供するための治療セミナーを開催しています。さらに、わが国の放射線治療の実情に基づき、関連3学会(日本放射線腫瘍学会、日本診療放射線技師会、日本放射線技術学会)から構成される日本放射線治療専門放射線技師認定機構を設立し、放射線治療専門技師の共同認定を行っています。

 

撮影部会

撮影部会は、一般撮影から血管撮影,消化管撮影,CT検査,MR検査,超音波と多くの会員の皆様が関与する分野を担務しています。目的は、豊富な知識を持った技師がエビデンスに基づいた技術を医療に提供できように、環境を整備し人材を育成することです。そのために、創設以来『よりよい撮影技術を求めて』を究極のテーマに掲げ、教育講演やワークショップ,セミナーを通じて、基礎から最新技術までの情報を提供しつつ,それらを臨床に活用するためのノウハウを皆様とのディスカッションを通じて確立していければと考えています。

計測部会

計測部会は、診断領域X線エネルギーの線量測定などについて興味のある会員のグループです。精度の良い測定を行うためには、まず線量計のトレーサビリティーが取られていなければいけません。計測部会では、平成16年度より「診断領域線量計標準センター」を全国10箇所の施設で行っています。次に、線量計の取扱いを含め、測定技術が必要です。計測部会では「医療被ばく測定セミナー」「半導体を用いた線量計の作成とトレーサビリティセミナー(仮)」の開催、部会主催の「医療被ばく測定セミナー」への講師の派遣を行っています。「診断領域線量計標準センター」のご利用については、「部会ニュース」をお読みください。

放射線防護部会

放射線防護部会は、医療における放射線安全管理を考える部会です。放射線防護に関心をもつ340名あまり(2004年10月)の会員によって構成され、年2回の部会と会誌発行の他,放射線被曝に係わる調査、コメント・声明の発信、ガイドラインの作成、被曝に関する一般市民からの質問への回答なども行っています。また、医療放射線被曝に関する疑問や不安の解消と情報の発信を目的とした市民公開シンポジウムも開催しています。

医療情報部会

医療情報部会は、本学会で最も若い部会です。放射線技術学における医療情報の必要性により平成15年(2003年)に7番目の部会として発足しました。平成9年に活動を開始した前進の医療情報委員会から、その理念は引き継がれ、放射線技術学に寄与する医療情報の研究、及び学術活動を行っています。診療放射線、及び医療情報のシステムは絶え間なく進化を続け、その利用範囲も拡大しています。本部会の活動は他の専門部会と共有する横断的な領域に加え、医療情報を利用した診療業務の効率化、医療安全、医療の質の向上、システム構築、情報二次利用等の研究です。さらに、学術大会企画、部会企画セミナー、地方支部セミナーの企画開催、医療情報関連小委員会や医用画像情報専門技師認定機構との相互活動に加え、学会誌、部会誌、叢書、教科書発刊、論文支援など様々な活動を通して会員に広く情報の発信、公開を行っています。

研究項目
・ 医用画像情報の標準と標準規格(DICOM,HL7,JJ1017,IHE等)
・ 情報システムとサーバ・コンピュータ・ネットワーク技術
・ 医療情報システム構築、地域連携、運用管理マネージメント
・ 線量管理、法令・ガイドライン
・ 医療経営、統計、分析、知識工学