医療情報システムが普及するなか,診療情報の利活用をはじめ地域連携における施設を超えた共有において,標準化されたマスタは検査内容や統計の一貫性を担保するために非常に重要であり,厚生労働省標準規格である「HIS,RIS,PACS,モダリティ間予約,会計,照射録情報連携指針(JJ1017)」は放射線領域における標準マスタとしての役割が期待されています.

 また,昨年は北海道胆振東部地震とその後の北海道全域での停電のほか,大きな地震や風水害など,様々な災害が発生しましたが,大規模災害を想定したシステム構築・運用の対策を行っている医療機関は非常に少ないのが現状です.「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」(厚生労働省)では,事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の作成を必須としており,BCPへの対応が多くの医療機関にとっての課題となっています.

さらに厚生労働省では医療被ばくの適正管理に向けた法令改正の議論がまとまりつつあります.線量管理の義務化を控えて,線量情報の記録や管理が注目を浴びており,特に電子的に線量情報を記録し,管理することが求められています.

 このような背景の中,医療情報部会ではJJ1017,事業継続計画(BCP),電子的な線量情報管理の理解(線量管理に必要な知識の整理を行い、システム構築からデータ活用事例まで取り上げる予定としています.)を深めていただく機会として「みて」・「きいて」・「ふれる」 実践セミナーを継続して開催することといたしました.これから医療情報管理に携わる方から実務経験者まで,広く,多くの皆様のご参加をお待ちしています.

 

日時 2019年 7月 7日(日) 9:20~17:45(9:00から受付開始)
会場 北海道情報大学 札幌サテライト 
〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西7丁目1-1 緑苑ビル 4階
     
募集人数 約30名
(申込者人数に達した場合は申し込み期間に関わらず募集は終了させていただきます.)
参加費 会員 6,000円(医療情報部会会員 4,000円)  非会員 12,000円
    ※本学会員の方で医療情報部会にも入会されている方は,会員価格からさらに2,000円引きの会員特典価格:4,000円にて受講できます.
         
参加資格 不問
更新ポイント 医療情報技師育成ポイント:3点 
    医用画像情報専門技師更新ポイント:15点
     
申込期間 2019年4月8日(月)10:00~6月7日(金)17:00
         
申込方法 会員システム『RacNe(ラクネ)』にログインしてお申し込みください.非会員でもご利用いただけます.はじめに,申込の手順 をご一読ください. 
    ※E-mailアドレスは,必ず連絡可能で添付文書が受取れるアドレスを正確にご登録ください(携帯は除く). 
    ※セミナー当日までの連絡は原則メールで行います.
    ※メールが届かない場合,迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください.
         
テキスト JJ1017コードマスタを配布.セミナーのテキストとして,叢書(36)「図解 知っておきたい放射線情報システムの構築」(定価1,600円)を使用します.学会ホームページの書籍ウェブショップからご購入いただけます.既に購入済みの方は,当日持参してください.
また,セミナー当日は定価から25%引きの1,200円で販売します.(セミナーテキスト価格)
お願い 実習において表計算ソフト(エクセル)を使用しますのでPCを持参してください.宿泊等が必要な方は,ご自身での確保をお願いします.
         
プログラム (都合により変更することがあります.)
     9:20~ 9:30 開講式  
     9:30~10:15 これならできるJJ1017-解決!コード作成の問題点-
    10:15~12:20 実践JJ1017(実習形式)-頻用に無いコードを作成してみよう-
    13:35~14:35 線量情報の収集と活用について(仮題)
    14:35~15:20 はじめてみませんかBCP-医用画像部門システムを中心に-
    15:35~17:40 実践BCP(実習形式)-グループ討論とBCPの作成-
    17:40~17:45 総括・閉講式
         
問合先 北海道科学大学 保健医療学部 診療放射線学科 
谷川 琢海(タニカワ タクミ)
E-mail  pacs_sps_jsrt@rad.hosp.tohoku.ac.jp   TEL  011-676-8523
後援 一般社団法人 日本医療情報学会
一般社団法人 日本医用画像情報専門技師共同認定育成機構